『第1次アクエリアンブースタードラフト大戦』に関して、その2

ブードラ大戦で優勝した2GOさんのレポートが、彼のサイトの掲示板にアップされました(http://www3.azaq.net/bbs/850/nanakase/)。少し気になった事があります。
とりあえず、キャラショー2005は開催時間が9:30〜18:00と書いてあり、事前にオフィシャルに上げられたタイムスケジュールでは、ブードラ対戦の決勝開始は15:20です。それを念頭に、以下に引用した個所を読んでください。

>>決勝戦
(略)
この時点で6時くらいです。
時間がありません。
ので、全勝が1人になったら終わりにしてほしいとの、ジャッジさんからのお願いがありましたが、最初に3戦やると断言されたのだし、ただでさえ詰めになりやすいブースタードラフト
しかも実力が伯仲するはずの決勝戦。引き分けが起きる可能性もかなり高いです。
ここまで頑張ったのに、引き分けたら優勝できないなんてのはさすがに寒いです。
ので、俺は、全勝ひとりで終了に反対しました。

>>最終戦 後攻
ここで勝った方が優勝です。
(中略)
で、お互いこれといったブレイクを引かないため、詰めが長引く。
途中相手は、《流鏑馬武者》を引いていたため悩んでいたみたい。
(時間は残り少ないし、引き分けたらお互い優勝できないため、『はやめにお願いします』と急かしてしまいました。すみませんでした。)

時間の延長をジャッジさんにお願いするが、
『ダメです。延長はしません。』

繰り返すが、引き分けたら、優勝できない。
残り少ない時間に焦り、お互いにいろいろ詰めを間違えました。

だが、枚数に10枚程度の差があるため、小さなミスくらいでは枚数の差は埋まらず、デッキアウトで勝ちました。

これは流石に酷いと思った。甘過ぎる時間見積りと、下手な運営によって時間管理に失敗したツケを、不公平な大会運営と形でプレーヤーに回そうと言うのだ。
アクエリのゲームとしての本来のルールに制限時間は無い。大会運営の都合で制限時間を設けているに過ぎない。大会主催者側は、参加者に対して、自分の都合で時間制限を押し付けている事を申し訳無く考えていないとならない。プレーヤー側とすれば、本来の、時間無制限のルールの中でやれば負けていなかったかも知れないのに、勝手な時間制限で引き分けにされ、1回も負けていないのに優勝を逃しては不公平感を禁じえないだろう。このジャッジは誰だか存じ上げないが、その程度の事も分からないのか、と。

ちなみに、ドラフトで使用したカードの所有権に関して、第1試合のカードについては言及が無かったので取りきり(対戦終了後の再配分無し)だと勝手に踏んでいた(CC出場権が掛かっているので、取りきりでもゲームになる。)のですが、レポを読む限りだと、どうやら再配分した様子。そんな愚行をするから、余計に時間が押すのだと。

まぁ、ブードラ大戦に出ても決勝まで進めるとは思えなかったが、キャラショー2005の2日はLyceeの方に出て正解だったと言う事を再認識した。