思っていることをつらつらと

GP予選の予約

GP1の反省として挙げられた話の中に、事前予約した店舗で予約した人が来ずに大きく定員割れした所があった、という物がある。中には、「50人以上予約して20数人しか参加者がいない店舗もあった」そうである。事前に予約しようとして定員オーバーで断られた人は、予選への参加機会を奪われたことになる。実際に来なかった人が予約してなければ、本来なら参加できたはずなのだ。
対策として「当日受付、予約も店頭予約のみ(電話、メールでの受付は避ける)」という形式を推奨する発言があった。

で、GP1の予選のレポ読んでると、大都市圏のプレーヤーの中に、同じ日に複数の予選に参加してるの人がいるのを発見できる。ほとんどが、負けて優勝の目が無くなるとドロップし、別の店の大会へ行っている。

つまり、同じ日に複数の店の予選へ参加予約を行っているプレーヤーが居るという事だ。1軒目負けてドロップして2軒目に行っているが、もし仮に、1軒目で勝ちつづけてドロップしなかったなら2軒目の予選は予約しつつ参加しない事になる。

推論でしかないが、予約だけして参加しない人が大量発生してるのは、滑り止め的に複数の予選に予約する人間が居るからではないか? それなら、電話・メールでの受付をしない店頭予約のみにしたとしても改善しない事になる。近場で開かれる複数の予選に予約する奴は、それぞれの店舗に赴いて予約するのは、苦にならない。
電話予約が出来なくなると困るのは、高い交通費を使って予選に遠征する人。確定で出れないと交通費を無駄にするから、保険として予約は必須。
自分は地元の店で予選があるからまた良いが、予選のない地方だったまだあるでしょ? そう言う地域を完全に切り捨てることになっちゃうよ。

1試合2本制

これ、メリットより弊害が多いと思う。
店舗予選などで1人の決勝進出者を決める場合に絞って論じると
(1)マッチメイクされた相手と、実力差がある場合と実力が均衡してる場合で、得点の差が生じる。→ランダムに決まるマッチメイクによって大きな差異が出る。→運の介在する度合いが高く、容認できない不公平さが生じる。
(2)マッチの結果が引き分けとなる頻度が高くなる結果、ただ1人の勝者がすんなり決まらない。

まず(1)の問題が顕著に現れたのはこれ(http://d.hatena.ne.jp/bret/20060318
4回戦目の前の時点で全勝=18点が3人。4回戦目のマッチメイクは、18点同士が1卓、18点対それ未満の点数がもう1卓と言うようになった。で、18点同士は実力が均衡していて1-1の結果。18点対それ未満の方は18点の方が2-0。結果、18点同士は共に21点。18点未満の人と当たった18点の人は24点となり優勝した。
優勝した人が4回戦目に他の18点と対戦しても勝っていたかもしれないし、そもそも4回戦目に全勝3人となる参加人数なのに5回戦目を行わないのはおかしいという批判もできるが、それを脇に置くと、3人いた全勝者のうち1人が実力差ある相手とマッチメイクされたおかけで有利になったと言える。

次に(2)の問題。
要は、直接対決は引き分けの2人が他の対戦は全勝してる場合が発生するって事。これ、どちらもマッチは負けていない。なのに片方は優勝できない。まぁ、1本勝負でも3本勝負でも時間切れ引き分けで同じ事が発生するけど、時間切れでなくても引き分けが発生しやすい1試合2本制ではこれが頻発する。
こういうケースはスイスドローの特性上オポーネントも一緒になり易いので、じゃんけんで優勝者を決める事になる。
自分が参加した予選でこういう事態が発生したし(http://d.hatena.ne.jp/Nakaji_c/20060109)、他にも同じ事があったという話も聞いている。

○解決策

試合時間の兼ね合いから3本制に出来ないのであれば、1回の予選で与えられる決勝への出場権を2枠以上に増やすのが解決になると思う。
そもそも、スイスドローは優勝者1人を決めるのには適さず、複数の上位者を決めるのに適した形式である。
ただ1人を決めないのであれば、(2)の問題は解決する。(1)の問題も、枠が増えるなら軽減される。

東京国際アニメフェア2006で行われたカンファレンスで「グランプリ-3-からは、店舗による地方予選の開催期間を延長し、さらに本選への参加人数枠を拡大」という発表があったが、上位1名が抜ける予選を複数回開くより、1回の予選で抜ける枠を増やす方向にして欲しい。

D0プロの「格好良さ」演出

札幌で開かれたミニカンファレンスのレポを上げたすのうどろっぷさん(http://snowdrops.exblog.jp/3374609/)から勝手に転載するけど

Q:日本GPの参加枠はどれだけあるのか?
A:9月から予選をやり、10月に本戦をやる。店舗予選をやり、前日予選は512人予定。本戦も512人規模でやりたいと思う。賞金は上位半分には出る。基本的な形としてはGPと変わらない。ただ、ベスト8までをスイスドローで決めて、ベスト8は日を改めて決勝トーナメントをやる。トーナメント前日には調印式をして、当日の様子はできればネットで流したい。なお、日を改めることで発生する交通費などは出す。

トーナメント前日に調印式ってすっごく格好良くない?
格闘技のタイトル戦でよく行われてるアレ、TCGでやろうってんだよ。


もう1つ、「格好良さ」についてGP1の時から言おう言おうと思っていて忘れていた話題がある。プロプレーヤーに発行される証明証「Professional Players Card」が格好良いのだ。
しかも、GP1で発行されたの、IDが6桁だし。*1

東京国際アニメフェアで行われたレンジャーズバトル

会長チームに声優の平野綾さんが混じってた。偶然にも知り合いがこのチームと対戦していて、レポを読んだんだけど、他の人間が平野さんに助言をしていたらしい。
ブロッコリーの人がついていて、カードとか説明していた。
んー、声優とGGFを比べるのも何だけど、アクエリのイベントに出てくるGGFの人達はちゃんと自分1人でアクエリできるんだよね。
ここまでは、まだ良い(本当は良くないが)。
が、説明してた人は、対戦相手の手札を覗き見して助言をしていたそうだ。
また、左右に居た中村聡氏と池田店長も助言をしていたそうだ。
他の試合が終っていて決着がついているならともかく、残りの対戦が2-2で、平野さんの勝負がチームの勝敗を分ける対戦であったそうだ。
D0のデザイナーとアドバイザーが率先してフロアルール破るのはどうかと。

その他

直接は関係ないんだけど、自分は「マジックマスター2〜紋章使い」を持っている。久々に遊びたい。
ルールのインストもするんで、誰か遊んでも良いって人は声をかけてくれ。

*1:MTGにおいて、初期に発行されたマナメンバーカードのIDは6桁であった。ちなみに今は8桁