無差別級トーナメント決勝レポ

5/4 Saga3スタイル 使用デッキ

4 ホムンクルス・メイド
4 ディーラー
4 眼鏡魔女
4 クルセイド・シスター
4 剥製少女

3 ゴーストメイド
4 ホムンクルス・フローリスト
3 ホムンクルス・デーモン“アレキサンドリア
2 ジリアン
2 ステラ
3 ラーの光
2 シンクロニシティ
2 デス
3 イースター

2 黄泉少女
4 更龍
3 破壊者
4 鎮魂法
2 小悪魔ウェイトレス
1 デビルフィッシュ

3月の3人サバト上位を占めていた青単デッキを改造したもの。
メタの中心が青単だと見て《鎮魂法》を4積み。それに併せてキャラを赤に寄せた。
また、Saga3最強のサーチ能力を持つアレキサンドリアを突っ込んでみた。
そして、チャージ2キャラは強いから6枚積み。
上記に従って調整したのがこのデッキ。

Saga3対戦レポ

今日の会場でイベントが行われたTCGはアクエリとプロジェクトR。
大会前、木谷会長*1が参加者に名刺を配っていた。今回は裏がレヴォ
私が座るテーブルにも来たので「お疲れ様です」と挨拶をすると、
「いつも、色々と書いて頂き、ありがとうございます」
と言うお返事を頂いた。
このblogにしろ、アクエリのジャッジMLやOHPの掲示板にしろ、自分はブロッコリーからして耳に心地良く無い意見を述べている事が多いだけに、私の顔を見て、このような返事をいただけるのは非常に嬉しい。

○1回戦目 赤黄 ぼんやりマッツさん
早々に《ジリアン》をブレイクして割と有利に試合を進めるが、相手の場に《美作壱与》が出て膠着する。
最終ターン。こちらのデッキ残り3枚、相手の場にはパワー5の《弓削遥》がいる状況で、一見すると殴れない状況だけど、《ステラ》のエフェクトで《弓削遥》のパワーを1点削り、《ジリアン》でアタック宣言。相手は《弓削遥》でガード宣言して、《弓削遥》のアビリティによる3点のダメージ判定に勝敗を委ねたが、さすがに3枚ともダメージと言う事も無く、相手本体にダメージを通して勝利する。

○2回戦目 緑黄
相手のメインカラーが緑なのか黄なのか解らないままゲームが展開。
《デビルフィッシュ》を《バタ足人魚》で横取りブレイクされて、その後《アフロディーテ》が出てくるが、《デス》でご退場願う。
その後は、大型ブレイクが出てこず、こちらはブレイクを並べてビートダウンして勝つ。
○3回戦目 赤黄
こちらのキャラ展開が事故り気味。
メインの青キャラが1枚しか来ない。
仕方ないので勢力放置、2枚目の青キャラが来るまで4ターンほどかかりました。
しかし、相手は大型ブレイクが来ない事故を試合最後まで引き起こしてた。
その間に4/(4)/4で殴り倒す。

○4回戦目 黒単ハイドランジア えるます
浅いターンでミカエル降臨。こちらの場は更地。
そこから復帰できずに殴られ負ける。
しかも、mixiに書かれてるえるますのレポ見たら試合内容も相手も覚えていないとか書かれているwww
それ位、一方的で酷い試合だった訳ですorz

○5回戦目 白単
5回戦の段階で全勝4人、3-0-1が2人。
3位に入賞するには、1敗ラインを守った上で3-0-1の2人を敗北させないといけない。だから、3-1-0の人間達からすると、3-0-1とマッチメイクされている階段の人の責任は重大。その階段に選ばれたのが、俺と、隣に座っている柚葉君だった。

典型的な白単焼きで、青がメタの中心だと言う想定なら、正統的なデッキ選択。
《夏休み》を1回、《星に願いを》を2回喰らい、その度に青ファクターを削られていくが、相手もドローの支配が少なく、
イースター》から《ジリアン》降臨、ビートダウン開始。
返しのターンで相手の場に《藤宮真由美》が立ち、フルパワーにされてこちらにターンを渡されるが、《ラーの光》でパワーを3枚削って《ジリアン》で駆け抜ける。

何とか3-1-0の人間としての義務を果たしたのだが、隣を見たら柚葉君が負けているー。

○結果
4-1-0で5位だったそうだ。
青メタで《鎮魂法》を積んだのに、青とは1回も当たらなかった。メタ読み大失敗。
しかし、4-0-1が残っているまま、スイスラウンドを打ち切り、5-0-0の2人が決勝に進出って大会運営には疑問が残る。
5-0-0が2人で、その下が4-1-0なら次のラウンドをやっても5-0-0の2人がIDするだけだから結果に代わりは無いが、4-0-1が1人でも居るなら、5-0-0の2人はIDしても決勝進出が確定しない。4-0-1って成績は1敗している訳ではない。時間切れ引き分けってのは、大会運営の都合で対戦を打ち切られている。0敗1引き分けの人は全勝者と同じ扱いとするべきだと考える。

5/5 SagaIスタイル 使用デッキ

使ったデッキは、2002年のBTを優勝したインセプステルス。
当時はメタに沿ったデッキだったから「Solution」と言う名を付けていたが、主に笹茶の台頭によりメタの負け組み入りしたので、デッキ名を「I'm always close to you」に変更している。これは、岡崎律子さんが最後に手がけた『シンフォニックレイン』の中で使われている曲名で、ファンの間では「岡崎さんがファンに宛てた遺言」だとも言われている曲である。なお、5/5は岡崎律子さんの命日でもある。

4 婦警
2 T−0
3 尼僧
2 生霊
2 演歌歌手“難波 いのり”
1 許嫁“有栖川 朱鷺子”
1 ハーミット“エディス・ハーキュリー”
3 ホムンクルス
2 ゲブラー
2 グレイマルキン
4 バロネス
3 星詠み“エレノール・フォーチュネイト”
1 サンタ少女“ニコル・クラウス”
3 フェアリー
3 ノルン“ウルド”
4 雪女郎
4 ヴァンパイア・プリンセス
3 イレイザー工作員
1 ケルビム“サキエル
4 欠陥アンドロイド

4 ヴァンパイア・キス
4 幽体離脱

今回のデッキは、耐久力2以上のキャラクターを増やし、《彗星爆弾》や《ビーム猫耳娘“デ・ジ・キャラット”》への耐性を高める変更を行っている。

Saga1対戦レポ

○1回戦目 白赤 Sigさん
こちらのデッキを相手が看破するターンが遅かったらしく、割とドロー過剰な展開となり、それに助けられた。

詰めでは、フルパワーの《タイムトリッパー “時田 歩”》と《メイド長“佐々木 藍子”》に殴られた上に、返しのターンに《時田 歩》のエフェクトを使われたが、《幽体離脱》で凌いで勝利する。

○2回戦目 黒赤
相手がドローキャラを多く支配してくれたので、《難波いのり》を置いて《フェアリー》でビートダウン。
途中、《彗星爆弾》でドローキャラと《フェアリー》を除去されたが、それまでに築いたデッキ差を守りきって勝つ。

○3回戦目 黒単 ともさん@無差別級王者
オーソドックスな黒単で《スケイルドラグーン》や《ステルス・システム》を的確に使われて割と追い込まれる。
しかし、今日のデッキのチューンは黒単対策にシフトしていていから、そう簡単には負けない。
それでも、最終的に《彗星爆弾》を握られてたら、《欠陥アンドロイド》が除去されて、《ステルスシステム》をセットした3/5/3のフルスイングで負けと言う場面まで追い詰められる。だが、そう都合よく《彗星爆弾》を持っていなかったらしく、勝ちを拾う。

○4回戦目 笹茶
ここにきて笹茶。
相手は対応プレイングなのか本当に事故っているのか判断つかないが、ゆっくりとした展開を見せる。この間にこちらはキャラでビートタウン。
《難波いのり》がこちらの場に出ているので、これでドローキャラでも出てくれれば割と楽な展開になるんだけど、何故かダメージばかり溜まる。そうじゃなくても、笹茶が▼持ちキャラが多いから、キャラが出てくれると勢力の処理が大変になって有利に試合が進むと言うの、キャラが出てこない。
暫くすると相手が《雷神“鳴”》をブレイク。こちらのアタッカーや《星詠み“エレノール・フォーチュネート”》が除去されてしまう。
その後、《鳴》や《ヴァンパイア・メイド》に殴られる。《難波いのり》が出ているため、《ヴァンパイア・メイド》は精神攻撃2点のキャラで討ち取れたが、《鳴》のアタックはある程度を通さないとならなかった。《ヴァンパイア・メイド》2体を討ち取れた事が勝因に繋がったのではないだろうか?
《鳴》のアタックをある程度通した事や、逆にこっちが戦線を維持するためにチャージを使うなどしていた為、こちらのデッキの方が薄くなる事態に。
数えると、相手のデッキ20枚ほどに対し、こちらのデッキ10枚程度。
こちらの敗北気配が濃厚。
しかし、お互いの1ドローなので決着まではまだ数ターンある。
そして、こっちのデッキには《イレイザー工作員》が眠っているはず。
手札に《エレノール》が居たのだが、《イレイザー工作員》を掘り出す為に置くかを迷った。だが、《イレイザー工作員》を掘り当てた後、相手を殴るターンは多い方が良いのだから、このまま1ドローを維持する事にする。
そして、数ターン後に《イレイザー工作員》を掘り当てる。
イレイザー工作員》で殴れば、相手のデッキが削れるほか、勢力キャラの処理に追われて、更にデッキを消耗する事になる。
しかし、《イレイザー工作員》で殴ってもキャラが余り出ない。かろうじて《タロットディーラー》が1枚出たぐらい。
次のターンも殴る、ダメージ判定2点は両方ともダメージ置き場に行った。
 あ れ 、 相 手 の ダ メ ー ジ が 1 0 点 に 達 し て る よ 。
そんな勝ち方でSagaIスタイル決勝の最終戦に勝利する。

隣ではエルマスが勝利を収めていた。その隣では、3回戦目の相手であったともさんが大喜び。4回戦目を勝利して3-1の成績でオポ次第の3位に望みを繋げていた様子。

○結果
4-0-0の全勝。2位で無差別級決勝に駒を進める。
1位はエルマスで、3位がともさん。エルマスは前日のSaga3スタイルを2位通過していて、SagaIスタイルからは3位のともさんも決勝に駒を進めていた。

無差別級決勝

決勝進出者8名によるセレモニーが行われた後、マッチメイクのくじ引きが行われた。各スタイルの1位通過と各スタイルの2位通過がランダムにマッチメイクされる仕組み。
自分はラッキーナンバーの「7」を引き当てた。そして、目の前に座っているPUL氏の番号は「8」
それは無いと思った。SagaIのマッチメイクで運を使い果たしたか俺。

PUL氏にアクエリを仕込んだのは俺かもしれないけど、ここ数年の練習量で大差が付いてるから、多分さ、構築とプレイングで負けてるんだよね。

○準々決勝 赤緑 PULさん@無差別級準優勝
序盤はお互いに順調に展開。
相手の《玄武の巫女》ブレイクに対して《シャドウベイン》を2発打ち込んでブレイクを失敗させるものの、次のターンでまた《玄武の巫女》をブレイクさせる。
しかし、こっちも《ラプンツェル》と《アレクサンドリア》をブレイクし、補給は磐石。
こちらが先にビートダウンを始める。とは言え、精神攻撃はシャットダウンされているので、イレイザーのブレイクのみ。
そして、相手のダメージが6点、相手の場のパワーカードも6枚と言う状況になる。
このまま相手にターンを渡すと6コスト《ストームブリンガー》でこちらが壊滅的ダメージを受ける。
アタックコントロールしてパワーを削らないとならないが、《ラプンツェル》で殴ると相手は《魔伏せの法》をプレイ。
ここで悩んだが作戦変更。全力で打点を叩き込んで、最後の詰めで相手のデッキアウトを狙う戦術に出る事にした。
この戦術自体は悪くなかったのだが、多分、敗北に繋がったプレイミスは、ここで《ラッキー天使》のブレイクに1コスト支払った事だと思われる。
返しのターンに6コスト《ストームブリンガー》でゲームを決めに来るかと思いきや、《キム・ユーファ》などをブレイクしてパワーカードを貯め、場を磐石な状態にしてターンを渡してくれる。
次の相手ターンを凌げば勝てたのだが、最終的に、4積の《十字払》を3枚引かれていて負け。

結果は予想通り、踏み台にされたー。

準決勝でPUL氏が勝ってエルマスが負けた時点でPUL氏の優勝を信じて疑わなかったから、連日の休日出勤の疲れから決勝戦を観戦せずに寝てたんですよ。そうしたらPUL氏が負けたって言うじゃありませんか。
PUL氏は脇が甘いと言うかラフプレイに弱いから、そう言う心配が無ければ、まず優勝できるだけの勢いがあったと思ってんですよ。エルマスを破った時点で、とももさんの方の勢いが上回ったって事なんだろうね。とももさんだって、無差別級王者に恥じない技量を持っているのですから。

参考資料:各スタイルの参加人数

Saga3が80人ほど。
Saga2が30人ほど。(Saga3の3回戦辺りに受付)
スタンダードが60人ほど。
Saga1が30人ほど。(スタンダードの3回戦辺りに受付)

*1:2007/04/26をもって会長職を退いたのだから、「会長」と言う肩書きは正しくないのかも知れないが、他に呼びようが無いので。