グランプリ−1−を終えて

率直な感想を言うと、チョー楽しい2日間であった。
MtGを辞めて長らく忘れていた「真剣勝負の楽しさ」を久しぶりに味わえた。
しかも、参加費は無料と来た。これがMtGだと、1を足した上で2000〜3000倍ぐらいのお金を取られる。
まぁ、何と言っても、時間かけて準備して、お金使って上京して、それで1回負けたら終わりじゃないのが良いね。丸1日真剣勝負を堪能できるのは良いね。アクエリの全国大会の楽しさと比べたら、1を足した上で2000〜3000倍ぐらい差があるね。
大会運営も、特に大きな混乱も無く、スムーズに進んでよかった。同じブロッコリーTCGであるアクエリの大会運営を見ていると、参加者250人で大過なく運営できるか心配だったが、杞憂であった。(後日追記:スイスドローの大会を運営するノウハウに限った話です。イベント運営・大会運営のノウハウに関して、ブロッコリーには実績があるので心配ありません)
データ入力ミスやコンピュータの不具合で、マッチメイクに手間取って30分〜1時間待たされるとか、プリンターが故障して対戦表と張り出せないとか、そう言うことが起きなくて良かった良かった。
でもまぁ、良いことだらけじゃなくて、中には多少は気分を害する内容もあるわけで、改選して欲しいので文句を書いてみる。

前日予選について

決勝の予行演習的な面を兼ねているのは理解する。それをやったからこそ、決勝の運営がスムーズだったのだから。
抽選が発生しない程度のキャパを持った会場を選ぶべきだったと思う。決勝戦よりも多い人数では予行演習の意味合いが薄れるが、前日予選の日だけもう1部屋借りるとか、決勝の日はフリー対戦やサイドイベント用のスペースにするとか、やり方はあったはずだと思う。
それができないなら、既に決勝出場権を得ている人間の参加を拒否した上で、事前予約による抽選+当日のキャンセル枠にするべき。DMの抽選性の大会と違って、何度も地方予選をやった後の抽選だから、抽選による出れる・出れないの差はそれほど問題にならないはず。むしろ、地方の人間にとって行けば確実に出れるメリットは大きい。

試合形式について

正直、2本制はいただけない。素直に3本制にして欲しい。
ゲームを落とすのが直接得点に響くのは1本制と変わらない上に、時間切れも得点を落とすのにつながる。
試合時間もリソースと考えると、今回の試合形式では、制限時間内に2勝できるデッキを選択するのが正解だったかもしれない。が、試合時間もリソースなら、それの奪い合い・分配方法が不公平なのはまずいと思うし、ジャッジを利用する技術など、ゲーム外の要素で決まるのも良くない。試合時間を均等に分けれるように対局時計の使用する方式を検討して欲しい(野心的・試験的な提案だが)。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8C%81%E3%81%A1%E6%99%82%E9%96%93
持ち時間制なら、必要な場面で長考しても、相手に制限時間による不利益を与えないで済むから、存分に考えることができる。

あと、2試合で50分という制限時間自体、今の環境に対しては短いように思える。かと言って1本勝負になるのは嫌だけど。