『サクラ大戦』の話・補足

前のエントリで『サクラ大戦』からのカード化について色々と論じたけど、コレ、過去に発売された『サクラ大戦DCG』を遊んでた経験を元に論じてます。
サクラ大戦』シリーズは過去に2回TCG化されていて、『サクラ大戦DCG』は最初にTCG化された奴。
これのデザイナーは今は亡き中井まれかつ氏。カードのバランスは脇に置いておくとして、システムの原作再現性はかなり良かった。
山梨でも3人ぐらいプレーヤーが居た。熱心なプレーヤーも多くて、甲府で大会が開かれると遠征してくる人が多く居て、毎回参加者10人ぐらいで大会を回していた記憶がある。
俺自身、県外に遠征したこともあった。
実は、Vスパークへの参戦によって、当時『サクラ大戦DCG』を遊んでいたプレーヤーと再会できる事をひそかに期待していたりする。

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サクラ大戦DCG』には、帝国華撃団,巴里華撃団メンバーによる演劇と戦闘の要素が両方ともゲームシステムに盛りこまれていた。
メインヒロインだけでなく、サブキャラも、霊子甲冑もカード化されていた。
前のエントリで「霊子甲冑はカードとして映えない」と書いたが、これは、実際にサクラ大戦DCGでカード化された霊子甲冑を見た経験を踏まえての話。
サクラ大戦DCG』では、デッキを組む場合において、劇を上演するヒロインと戦闘を担当するヒロインを分けるのが普通であった。戦闘担当のヒロインは霊子甲冑をデッキに投入する必要があった。大抵のプレーヤーは、お気に入りのヒロインは戦闘担当に選ばなかった。
そりゃ、お気に入りのヒロインを活躍させたいと考えたら、顔の隠れちゃう霊子甲冑なんて使わないでしょ。
それと、ファン的に、『サクラ大戦』って作品は、戦闘よりも演劇の方がメインな要素だと言う認識があるのも影響しているだろう。

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また、サブキャラにもファンが居たから、サブキャラのカード化は歓迎されていたな。それそれのサブキャラのカードに、コレクターが居たと記憶してる。
あと、アイリスがいつも抱いているぬいぐいぐるもジャンポールもカード化されていたな。山梨のプレーヤー3人が3人ともアイリスのファンだったから、ジャンポールは争奪戦になっていた。アイリスのプロマイドと並ぶトップレア扱いだった。
Vスパークにおいても、ジャンポールがカード化されたら歓迎されるんじゃないかな? 少なくとも、霊子甲冑をカード化するよりも気が利いている。

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ブシロードも遊宝洞も、『サクラ大戦』ってコンテンツをTCG化するにあたり、過去に発売されていた『サクラ大戦DCG』を研究して無いとは思えないが、一応。