『正義の鼓動』

特別気になったカードをピックアップ。

特撮少女

この絵、大丈夫なのか?
『宇宙船』ってのは実在するSF/特撮雑誌。
朝日ソノラマが解散した後、ホビージャパンが商標と編集権を譲り受けて刊行を続けていたはずなんだけど・・・

アヴァターラ“マッツィヤ”

大会運営するジャッジ的にテキストが困ったちゃん。

各ターンの開始時に、あなたはプロジェクトカードまたはファストカードの名称1つを指定する。そのターン中、≪プレイヤー全て≫は、指定したカードと同じ名称のカードを使用宣言することができない。

カードの正式名称を正しく伝えないとダメかと言うと、そうではない。
対戦相手と意思疎通ができる範囲なら問題ない。
例えば《パニッシュメントII》とか使う際、正式な勢力名である「イレイザー」とか「極星帝国」とか厳密に宣言しなくても、勢力のシンボルカラーである「黒」とか、勢力の愛称である「カレー」とかでも問題ないでしょ? それと一緒である。
トラブルにならないよう、《マッツィヤ》を出された対戦相手側も、相手が何のカードを指して宣言されたかを確認する必要があるだろう。
少なくとも「正式なカード名を言ってください」と繰り返すのは紳士的な行為とは言えない。

あと、指定したいカードがあるんだけど正式なカード名が思い出せなかった場合の話。
アクエリでは正式に裁定は出ていないけど、ティーチングとかその辺のフロアルールやジャッジングが一番進んでるMTGでの事例を考えるに、色やエキスパンションや効果をジャッジに伝えたら、ジャッジはそのカードの正式名称を教えて良いと思う。
MTGだと、カードリスト(Oracle)に掲載されている内容ならジャッジに質問してよく、ジャッジが答えてもティーチングに当たらない事になっている。カード名をジャッジに伝えて効果を聞いたり、カードの効果などの特定できる情報を伝えてカード名を聞いたりはティーチングではない。*1
無論、「《マッツィヤ》で指定するカードを考えたいので、阿頼耶識でプロジェクトをカウンターできるカードを教えてください」なんて質問に答えたらティーチングだが、「阿頼耶識の1F0Cのファストで『月光の秘儀』に収録されていたプロジェクトをカウンターできるカードってカード名何でしたか?」って質問に「≪中臣祓≫です」って答えるのはティーチングには相当しない。
ほら、アクエリは墓地を確認できないから、ゲーム序盤にコストとして落ちたカードを《マッツィヤ》を出した後に確認とかできないから、なおさらね。
俺はアクエリの事を、カードの正式名称(読み方含む)暗記のゲームでも、人間には発声できないカード名称を無理矢理発声する*2ゲームでも無いと思っているからね。

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*1:この裁定は割と新しい話で、《マッツィヤ》と似た効果の《翻弄する魔道士/Meddling Mage》がスタンダード落ちした後に出されたと記憶している。MTGはカード名暗記のゲームではないとの事。

*2:ィアーリスとかラユューとか。普通に「いあーりす」「らゆー」って発声してるでしょ?