和民系列のデジクッパがうめぇ

あさりよしとおの『るくるく』の最新刊を買ったら完結してました。
掲載雑誌である『アフタヌーン』を学生だった90年代に定期購読していて、今でも、好きな作家さんは単行本で追いかけています。
まぁ、別に作者が思う通りに作品を書いて完結してるなら問題は無いのです。が、読んだ感じだと、張りまくった伏線を充分に消化せずに話が終っており、何かすっきりしないのです。
単行本1巻分のページ数を使って、無理やりに完結させたように受け取れるんですよね。単行本の最後におまけ的に載ったラフカットの見開き2ページないにも、打ち切りを想起させるようなコメントが掲載されていますし。
何があったんだアフタヌーン
同じくアフタヌーン掲載だった園田健一の『GUNSUMITH CATS BURST』も、去年11月に発売された単行本で完結してるのですが、話が消化不良のまま終ってます*1
更に言うと、俺は植芝理一の作品がすげー好きで『ディスコミュニケーション』『夢使い』は全巻買い揃えていたのですが、『夢使い』がやや打ち切り気味に完結した後、始まった新連載『謎の彼女X』がかなり微妙で、読むのを辞めちゃっている。正直、植芝理一テイストが半分ぐらい失われている。コレに関しては、ぶっちゃけ編集が馬鹿なだけだと思うが。
何があったんだアフタヌーン

*1:ミスティをゴールディから奪還しないままだし、ビーン・バンデットとバカラック刑事の因縁も決着しないまま