前回エントリの続き

「原作設定と矛盾するカードが有る」問題についてです。

反応

前回のエントリにはコメントはありませんが、それ以外の手段で割りと反応がありました。
全面的に賛同する意見もありましたし、「星来オルジェルがギガロマニアックス扱いのは好ましくないが、エラッタが必要な程ではない」「今後、同様のミスが再発しないようにする事が重要で、それが達成されるなら今回の件は特にエラッタとか必要ない」と言う風なものもありました。

おさらい:何が問題か?

誤解して欲しくないのは、「俺の大好きなキャラがイメージと違って、原作の再現度が低い」とか「俺の大好きな原作最強キャラが弱い」とか、抽象的で対応が難しい文句を言っているのではありません。
単純で基本的な設定を間違えないで欲しいって事です。

解りやすい例えを出すなら、準にゃんが適切でしょう。
ういんどみる製作のゲーム『はぴねす!』には、渡良瀬準と言う女装キャラが登場します。
仮に『はぴねす!』が「性別をパラメータとして持つTCG」に参戦したとしましょう。
そして、原作に疎い開発会社が、立ち絵だけ見て適当に女性キャラとしてカード化したら、どうなるでしょうか?
決まっています。「こんな可愛い子が女の子のはずがない」とファンは絶対に文句を言うでしょう。
つまりは、そう言う事です。

展開がありました。

本日ブシロードより、この件について連絡がありました。要点は以下でした。
・この件を問題点として認識している。
・時間は掛かるかもしれないが、是正する方向で話を進めている。
(具体的な対応方法については、まだ未定なのか、教えてはもらえませんでした。)

流石はブシロードですね。
対応が早いです。
前回エントリでは「1週間後」と書きましたが、実際にはその半分の期間で結果が出ました。
無論、神代ここねさんが色々と働きかけを行い、功を奏した結果です。転載の依頼をした際、状況を伺っていましたので、それで1週間後と書きました。


版権を獲得するのはパブリッシャーです。
開発会社がミスをしても、ミスをそのまま外に出さないよう、パブリッシャーはチェックする必要があります。
これは、ChaosTCGだけに限った話ではなく、ブシロードが扱う全ての版権物TCGヴァイスシュヴァルツ・サンデーvsマガジン・アリス×クロスにも共通する問題です。
本日発行のメールマガジンでは、ブシロードに新入社員が入社した事が話題として取り上げられていました。
つまり、ブシロードマンパワーが大幅に強化されたと言うことです。
ブシロードは開発会社を何社か使っていますが、それらの開発会社が犯してしまったミスに対するセイフティネットを、どのように構築するか期待したいですね。