今年のCCは2デッキ制

今年のCCは、2デッキ制2本勝負のスイスラウンド確定4回戦(参加者16人前後)の後、上位4名(?)でシングルエリミの2デッキ制3本勝負で決着を付けるそうである。
http://www.aquarian-age.org/event/2008_champion.html
2デッキ制の特徴は下記。
(1)運要素が高い。
(2)メタゲームの要素が低い。

メタ読みとかメタゲームを考慮したデッキ選択と言うのは、長年の経験が物を言う世界であり、経験の浅いプレーヤーには厳しい物がある。
CCの勝者と言うと、ここ数年はSagaI時代からの古参の強豪が独占しており、その状況を打破する意味で、運要素が高くて、メタゲームの要素が低い2デッキ制が導入されたのだと推測できる。

なお、2デッキ制の運要素が高いと言うのは、1デッキ制2本勝負と比べての話である。1本勝負と比べて、どちらが運要素高いかは、議論の余地が有るかと思う。
今回のスイスラウンド数なら、2敗ぐらいしても決勝ラウンドへの進出は可能である。この部分だけ取ってみれば、1敗が即敗退に近い、従来のアクエリの大会方式よりは運要素が低いとも言える。

今回のCCは、高い運要素と低いメタゲーム要素に翻弄される古参強豪プレーヤーの人間ドラマが観察できると言う観点からすると、見応えのあるCCになるかも知れない。