DReAM BATTLE!!

http://www.broccoli.co.jp/news/0810/03_dreambattle.html
ブロッコリーの擁するTCG4タイトルによるチーム戦だそうである。
D0日本選手権のサイドイベントだから、5人チーム中にD0のプレーヤーが2人必要なのだろう。これがアクエリのGPやBTのサイドイベントならアクエリがチーム2名になるだろうし、プロレヴォGTのサイドイベントならプロレヴォがチーム2名になるだろう。

各タイトルのコミュニティを見てみると、D0やアクエリは、チームを作って出場しよう、と言うモチベーションが高い。プロレヴォは、残念ながらモチベーションが低い様子だ。
D0は、D0日本選手権のサイドイベントと言う事で、モチベーション高い。D0はモンコレとコラボしてるので、D0プレーヤーの中にモンコレと兼業している人も多く、D0プレーヤーからすればモンコレのチームメンバーは探しやすい。D02人+モンコレのチームが組めて、アクエリとプロレヴォのチームメイトを募っている状況が多いようだ。
アクエリは、参加賞/上位賞が先行配布と言うこともあって、DReAM BATTLE参加のモチベーションは高いが、他タイトルのメンバーをどうやって探せば良いか、糸口が見つからず途方に暮れているように見える。
ブロッコリー側で、アクエリのオフィシャル掲示板にDReAM BATTLEチームメンバー募集用のスレッドを立てて、D0・プロレヴォ・モンコレのオフィシャルサイトで紹介するぐらいのお膳立てはしてくれても良いと思うな。
あと、参加プロモが1人4種4枚(各タイトル1枚)と言うのは微妙。どーせ「アクエリのプロモ5人分はアクエリのメンバーが貰い、プロレヴォのプロモ5人分は(以下略)」となるのは目に見えているのだが、D0のプレーヤーだけ、プロモの配分に難題が生じる。チーム内で、D0のプロモが5枚しか無いからだ。D0の参加賞・上位賞は1人2枚ずつ配って、チーム内に10枚あるようにするのが望ましいと思う。

ちなみにコレは、タイトルの垣根を越えたTCG仲間を作る契機になって、興味の湧くイベントである。
と言うか、例えば、過去にアクエリやモンコレをやっていて辞めてD0やプロレヴォに手を出した人が、昔のアクエリ仲間・モンコレ仲間と連絡を取る契機になる、それだけでもこのイベントの価値はあると思う。

TCGって、1つのタイトルがずーと良好な環境を保つと言うのは難しい面がある。で、1つのタイトルの環境が、自分に合わなくなったとき、そのタイトルを辞めた人の身の振り方は2パターンに大別できる。
(1)別のTCGに手を出す。
(2)TCGから足を洗う。
TCG業界的に、(2)は大損害だが、(1)はそれほど損害にならない。
タイトルの垣根を越えた仲間ができる事で、各タイトルの環境に関する情報交換ができるようになり、(2)が減って(1)が増えるようになるだろう。
例えば、「D0はファーストセンチュリーがスタン落ちして、プランジャーが環境から居なくなり、ゲーム性が大きく変わって面白そうだから、そっちに移ってみよう」とか言う話になるかもしれない。
また、将来的にアクエリで《スクロール》《厳島美鈴》《シルマリル》にエラッタが出た場合、これらのカードを嫌って別TCGに移っていた人が、今回のDReAM BATTLEで作った仲間からエラッタの情報をもたらされたら「またアクエリに戻ってみよう」とか言う話になるかもしれない。

また、特設ページの説明にあるように、地元のデュエルスペースでDReAM BATTLE参加者を募ってチームを作り、チームメイトで意気投合した場合「よし、みんな平等な条件でTCGの腕を競おう」と言う話になったりすれば、チームメンバーが誰も手を出していないTCG,例えば『バトルスピリッツ』辺りを始めるような展開になるだろう。
こう言う形で、新しい需要の掘り起こしにも繋がる。

割と夢を見れるイベントであると言える。
まぁ、個人的な問題として、11/30はヴァイスシュヴァルツのワールドGP決勝の日でもある。俺はそっちに行く予定なので、DReAM BATTLEには参加できないのが残念なんだけど。