期待(?)の新作TCGレビュー

新作TCGで何作か興味を引かれるタイトルが有るので、思っていることをつらつらと。

バトルスピリット

http://www.battlespirits.com/
一応MTGをやっていた人間だけど「マイケル・エリオット」と言うデザイナーの名前は初耳。同じエリオットだと、T.S.エリオットなら聞いたことある名前だがな。
カードゲーマーの雑文置き場さんのレポート(http://cardgame.exblog.jp/9095385/)を読むと、非常に面白そうなゲームシステムに見える。
が、カードデザインはORGが担当してるとの事。ORGと言えば代表作は『ドラゴンドライブ』らしい。『ドラゴンドライブ』に対する詳細は→を参照かな?(http://www.stannet.ne.jp/fb/cgame/dd.html)
デザイナーのネームバリューでハッタリかますのなら、カードデザインにORGを持ってくるのは失策だよな。この手のハッタリで釣れる人間なら、日本の製作会社が過去にどんな作品を作ったか、大抵は把握してるんだから。

ちなみに、カード発売に前後して、アニメの放映も始まる。
http://www.battlespirits.com/report/08/publish_anime.html
監督が本郷みつるさんて所から、アニメ自体のクオリティは高くなるだろう。割と力が入っているように見えるね。

もっとも、対象年齢が小中学生なんで、ちょっと俺には手を出せないね。
それと、向こう1年どころかアニメ放映期間中のイベント予定が告知されていない。
つまり、プロモートしてみて反応悪かったらイベントサポートとか続けずに売り逃げる気が残っていると読み取れる。
Lyceeだって、最初の1年目のスケジュールとし発表したイベント予定のうち、「リセ・コミ」は実施されなかった訳だから、風呂敷を広げるだけなら無料なんだし、予定ぐらいブチ挙げて欲しかった。

クィーンズブレード・ザ・デュエル

http://www.megahobby.jp/qbtd/index/index.html
俺の守備範囲から大きく外れた一部業界で大人気のクィーンズブレイドTCG化される。
元は対戦型のブックゲームで、同じ電源不要系ゲームと言う事でプレーヤーの親和性は高い。
が、発売元がホビージャパンと言えば、No Hopeなのは言わずものがな。

俺が同人誌で得た知識によると、キャラ人気が圧倒的に高いのは武器屋のカトレアさんで、その次が聖女メルファさんらしい。
第1弾に、その辺の人気キャラを起用しない辺りリサーチ不足は否めない。
本家クィーンズブレードは、プレイ中、自分の選択したキャラの絵を見ることができないシステムであり、その点は不満要素であった。
TCG化する事で上記の不満点が解消されるのは好材料

絶対可憐チルドレンTCG

http://www.konami.jp/z-children/card/index.php
当ブログへのリンク元を確認したら、このTCGを買いたくて検索してきた人が割と居るようなので、一応。
TCG慣れした人間なら即座に解るのですが、このTCGは売り逃げTCGである事を否定できません。アニメの放映が終ったらサポート終了で遊びつづける事ができないでしょう。
TCGユーザも年々賢くなって、売り逃げTCGだと思ったら手を出しません。だから、発売直後でも遊び相手を見つける事は難しいでしょう。
なお、TCGとして遊ぶのでなく、単にコレクティングカードとして集めるのであれば、アニメからキャプチャーした絵がカードになって居るような商品は辞めておいた方が良いです。
アニメの画像というのは、動画の中の一部として見るから意味があるのであって、前後関係を抜き取って単体の絵にしてしまうと、魅力がなくなります。1枚の絵として描かれた絵とは大違いです。

つーわけで、俺はこのTCGやりません。
原作の方が好きで、このブログで何度か話題にしてるだけです。
ちなみに、雑誌連載の方は「中学生編」になってしまい、かなーり興味を失っております。
オバサンになった紫穂とか興味ありませんから。