GP2008決勝は『スイスドロー予選+上位8人シングルエリミ』に!!!!!!!!!!!!!!!

苦節9年。
ついに、アクエリにも『スイスドロー予選+上位8人シングルエリミ』が導入された。

http://www.aquarian-age.org/event/2008_bcc_080824_01.html
【大会形式】
スイスドロー+決勝トーナメント
スイスドローで全勝者が8名以下となるまで回戦を行い、上位8名で決勝トーナメントを行います。
※今大会では、引き分けはありません

【その他】
(中略)
スイスドローラウントと決勝トーナメントでは、デッキの途中変更は出来ません。

この運営方法はTCG黎明期から存在するもので、ゲームに勝ったプレイヤーの喜びを減らしてでもゲームに負けたプレイヤーのダメージを減らす大会運営方法である。

俺のアクエリに対するモチベーションが20%ぐらいアップした。


スイスラウンドの回戦数が(log2底の参加人数)ではなく「全勝者が8名以下となるまで」って辺りにスイスドローの意味を分かっていドジっ娘ぶりが露呈していて不安だったりします。
あと、何故かスイスラウンドに引き分けを認めていないのが謎です。時間切れの際は与えダメージでタイブレイクを行い勝敗を付けるそうです。
http://www.aquarian-age.org/event/pdf/2008_0824bcc_gp_swiss_rule.pdf
こればっかりは、遅延行為を誘発する、好ましくない運営方式と言わざるを得ないですね。制限時間がなければ負けているはずの対戦者が、与えダメージによるタイブレイクでの勝利を狙って遅延行為をするのは昔から問題になっていたはず。スイスドローにして時間切れを引き分けに処理できるようになって減った問題を再燃させます。

2005年のチャンカーでは《降霊会》+《ビナー“ヘイゼル・ローエングリン”》で分からん殺しが横行してたけど、今の環境では《降霊会》+《木星軌道》で同じ事が可能だしね。

この辺、タイトルによって異なるフロアルールの違いから来る問題だけど、『ヴァイスシュヴァルツ』『プロジェクトレヴォリューション』『D0』『MTG』のように「遅いプレイ」を罰則対象としているフロアルールなら遅延行為を適切に取り締まれるけど、『アクエリアンエイジ』や『Lycee』と言ったTCGは「遅いプレイ」を罰則対象に取っていないから遅延行為を適切に取り締まるのは難しいんですよね。