戦国トーナメント東日本決勝レポート

メタ読み

青と緑が中心かな。
先月のサバト上位3チームのデッキ分布を見ると以下であった。

青単×6
緑単×5
黒系×2(タッチ赤, タッチ黄)
白単×2

候補の本命は青と緑。
これに加えて黒と白も用意して、相互に対戦させて、一番成績が良いデッキを使用しようかと考えた。
結果、俺が作ったデッキ同士だと、先攻を取ったデッキが勝つという事が判明した。
こんな結果になったのは、思うに、2F2Cでチャージ2を超える補給力を持つ中型ブレイクが問題なんだと思う。
それはさておき、使用デッキはこの4つの中で一番手に馴染む青単にした。今回の大会は全勝で優勝する必要なく、1敗ラインで上位3人に入ればよいのだから。
「メタゲーム関係ないじゃん」って突っ込みは無用な方向で。

使用デッキ

極ふつーの青単

4 ディーラー
4 クルセイド・シスター
4 魔女姫
4 魔法騎士
4 ホムンクルスクレイモア
4 鬼メイド
3 楽士
4 クリスタル・ウィッチ
4 ホムンクルス・フローリスト
4 ナースウィッチ
3 黒の大魔導師“ステラ・ブラヴァツキ”
3 サイレントウィッチ“ジリアン・マキャフリー
4 邪印
2 デス
3 イースター
2 デス・ルーン
4 ラーの光

対戦レポート

○1回戦目

相手のデッキは黄タッチ赤。分類的には♂ウォリアーと♀ウォリアーの混合。
じゃんけんに勝って先攻を取る。
手なりにキャラクターを支配していったら、ドローを中心に支配していて、《サンダーストーム》を喰らって大きくハンドアドバンテージを失う。
しかし、《ナースウィッチ》《ジリアン》と手出しして場を固め、殴って行ったら相手のダメージが10点に達した。
うーん、今更ながらだけど、大きくハンドアドバンテージを失っても1枚で逆転勝利です《ジリアン》のカードパワーはどうかと思った。

結果:勝利(1-0-0)

○2回戦目

相手のデッキは白単。極典型的な白単のコントロールデッキでった。
じゃんけんに勝って先攻を取る。
キャラクターの支配と《ナースウィッチ》などをブレイクして補給線を確保し、勢力エリアから《ジリアン》を生出しする。
が、この《ジリアン》を《Fly Me To The Moon》で勢力エリアに上げられてしまう。
その上、裏のターンで《フェザーライト“羽生 美輝”》をプレイされ、フルパワーにしてターンを渡される。
返しのこちらのターン。私の手札には《デス》と《ラーの光》。
このまま《デス》で除去すると、レスポンスでこっちの《ジリアン》が除去されてしまう。なので、先に《ラーの光》をX=1で《羽生美輝》に打ち込んでみた。相手はレスポンスがなくパワーカードを1枚剥がしたので、続いてX=4で《デス》を使用する。実はこれはプレイミス。相手の《ブライトネス・マインド》を警戒してX=5で打ち込むべきであった。運が良い事に、相手の手札に《ブライトネス・マインド》が無くて助かった。
そのまま《ジリアン》を支配してビートダウンしてか勝利をもぎ取る。

結果:勝利(2-0-0)

○3回戦目

相手のデッキは青単。同系統のコントロールデッキであるが、相手の分類は♂に寄せてあった。とは言え、完全に♂に寄せておらず、《ナースウィッチ》等が入っていた。
じゃんけんに勝って先攻を取る。

先に動いたのは相手。《ポイズンクラウド》でこちらの《クルセイド・シスター》からパワーカードを剥がして《ナースウィッチ》で横取りされる。
返しのターンに《ステラ・ブラヴァツキ》をプレイするものの、裏のターンに相手は《リチャード・オルブライト》をプレイ。
実はこっちのデッキ、《リチャード・オルブライト》は《デス》で除去するか、《ラーの光》を握って殴りあうしか対処法が無い。
《ラーの光》を握っていなかったので、必死にデッキを掘る。《イースター》で《ナースウィッチ》を出すなどしてデッキを掘るが、肝心な《ラーの光》を引けず、そのまま負ける。

結果:敗北(2-1-0)

○4回戦目

相手のデッキは、黒タッチ赤のィアーリス。
じゃんけんに負けて後攻となる。
手札を見たらキャラクターが2枚しかないのでマリガンする。後攻で助かった。

相手の場には《ィアーリス》の1段目が早々に立つ。が、2段目はなかなか出てこないので助かる。《ラプンツェル》を除去するなどして相手を遅らせ、《ジリアン》で殴り倒す。

結果:勝利(3-1-0)

○5回戦目

相手のデッキは緑タッチ赤。分類的にはワーウルフ・ワータイガーでまとめてあって、《フルムーン》を使うデッキ。
じゃんけんに負けて後攻となる。
早々に《ステラ・ブラヴァツキ》を立てて、丹念に相手の赤ファクターを焼いていき、こちらのプロジェクトを通り易い状況を維持する。
そして、《イースター》から《ジリアン》をブレイク。とは言え、相手の場には焼けないシールド持ちのキャラクターが残っている。
しかも、相手は《マモンの契約》でダメージ置き場から《フルムーン》を手札に戻しているので、これを相手ターンに使われないよう、こちらのターンで消費させないとならない。《ジリアン》で殴り、目論見どおり《フルムーン》を消費させる。
次のターンからは《ナースウィッチ》等でビートダウンする。

結果:勝利(4-1-0)

○6回戦目

相手のデッキは緑タッチ赤。分類的には♂分類で固めていた。
じゃんけんに負けるが、相手が後攻を選び、先攻となる。
こっちの展開は順調だが、相手は遅れ気味。ここで《イースター》を使用して《ステラ・ブラヴァツキ》を釣ってこようとする。が、《十字払》でカウンターされる。まぁ、通っていれば勝ってたんだけど、カウンターを使わせてパワーカードを消耗させれば充分な交換。
《ナースウィッチ》を2枚展開するなどして、補給に大きな差が付いていたので、そのまま《ジリアン》を生出してビートダウン。《ラーの光》も握っていたので《ナースウィッチ》でも殴る。そのまま殴り倒す。

結果:勝利(5-1-0)

結果

5-1-0で6位。
東の代表にはなれなかったが、まずますの成績かと。

1つ気になったことがある。
1回戦目、隣の卓にルールの質問で呼ばれたジャッジの対応が変だった。
「《軌道レーザー》に《シンクロニシティ》を使って、効果を複製できるか?」と言う疑問であった。《シンクロニシティ》をプレイする前に、当事者間で「これって可能かな?」って疑問になり、「ジャッジに確認しよう」と言う話になり、ジャッジが呼ばれた。
これに対するジャッジの答え。

プレイする前のカードに対する質問は助言になるから回答できない。

こんな回答するジャッジ、始めて見た。
MTGの世界でジャッジングのケーススタディとして「今の状況でこのカードを使えば勝てますか?」って質問は答えるとティーチングになるから回答に困る、って話は確かにあるけど。
今回のケースは、ちゃんとルールの質問の範囲だと思うんだけど? 何がどうなっているのか解らん。