ブシロード起動！
ブロッコリーを辞めた木谷高明氏が起した会社がブシロードなのですが、いよいよTCGに着手するみたいですね。
「木谷高明＆中村聡」のブランドで、新TCGを作るって広告が販売店に来てますし、GAME JAPANにも載ってますね。
ブランドの話
要は、俺みたいなコアなアニメファン*1が『佐藤順一さんが演出だから』とか『首藤剛志さんが脚本だから』とか言う理由で見るアニメを選ぶのと一緒の話。ここまでコアじゃなくても『このアニメは京アニだから期待できる』って判断ぐらいはするでしょ？
「木谷高明」ってブランドは、買ったTCGに対して必ず遊び場を提供してくれる、と言う事を保証してくれます。定期的な全国大会と、その予選の名目で各地の店舗で開かれる大会。よく「TCGはインフラビジネスだ」と言う発言をされていまして、それをアクエリで、Lyceeで、D0で、プロレヴォで実践されています。また、ユーザの意見を割と*2汲み取ってくれます。
つまり『売り逃げTCG』にはならないって事です。
また、「中村聡」というブランドは、ゲームを楽しめるカードバランスを保証してくれます。少なくともD0やプロレヴォでは、「瞬殺コンボ」「無限コンボ」のような片方のプレーヤーしか楽しめない『ソリティアデッキ』などは出していません。その上、カードをデザインした後も、環境が硬直しないようにフォローしてます。あと、パーミッションやロックといった、割と嫌われるデッキタイプが無いのも特徴でしょうか。
早くも囲い込み
http://bushiroad.com/index.html
サイトを見ると、ユーザや販売店の囲い込みが始まってますね。
メールマガジンとユーザーサイトの登録は行いました。
けど、今の段階では「新作TCG公認ジャッジ」の応募には踏み切れませんでした。
何でかと言うと『題材ジャンルが未発表』だからです。
オリジナル/原作物問わず、ジャンルが萌え系とか、SF物とか、ファンタジー物なら問題無いんです。けど、特撮系だったら俺的にアウト。山梨県の古参TCGプレーヤーにとって特撮物は鬼門なのですよ。*3
とは言え、ブシロードは萌え系のトレカを既に幾つか発売してますから、ジャンル的な心配は少ないのかもしれません。そして、トレカを出したって事は、TCGになる可能性が高いとも言えます。来年1月発売予定の『もえたん』は特に(俺的な)期待度大です。TCG化するのであれば、変身シーンは是非、愛知のみ放映されたと言う修正無し版でお願いしたいですね。*4
とりあえず12/7発表待ち
今日の「デジハリ祭2007」で行われた「カードゲームの未来を語る」イベントには行きたかったのですが、地元でプロレヴォの予選があったので行けませんでした。
上記イベントをレポートしたアキバOSの以下の記事から、気になる部分をピックアップ。
http://www.akibaos.com/?p=2412
中村さんは「カードゲームを作るには『システムを作る才能』や『バランスをとる才能』、『デバッグをする才能』など様々な才能が必要です」「多くの人の力が必要なので、是非皆さんの力を貸して下さい」と熱く語りかけていた。
木谷氏は「来年から2010年まで、カードゲーム業界に大きな波が来ると思っています。子供の頃、遊戯王にふれた世代が大学や就職で東京に進出してきますよね」「D-0はデュエルモンスターズの延長線上というコンセプトがあったんですが、もしかしたら4〜5年出すのが早かったのかもしれません（笑）そこで一旦、D-0のような戦術的なゲームではなく、性質として反対側にあるエンターテイメントをメインにしたカードゲームを出そうと考えています。12月7日のイベントを楽しみにしていて下さい。」と語っていた。
12/7の発表を楽しみに待つかな。
