『CLAMP in CARDLAND』

休み中、何人かの人に紹介した話なので、取り急ぎ。

アッパーデックジャパン社から、CALMP作品を題材にしたTCGが出るそうだ。
http://www.upperdeck.co.jp/clamp/
端的に言えば「カードキャプターさくら」と「エンジェリックレイヤー」と「ちょびっツ」と「魔法騎士レイアース」のキャラが使えるTCGって事だ(今、挙げた作品の全てが登場するとは確定していない)。

アッパーデックジャパン社と言うと去年から日本のTCG市場に参入した外資企業。参入第1作品はアニメとタイアップした『牙TCG』だと言うが、地方都市では見事に見かけないタイトル。海外で実績ある企業の日本市場参入タイトルって事で少し興味を持って見てたんだけど、発売直前なのに半年先なり1年先なりのイベント予定が提示されてなくて、残念ながら「そこら辺にある売り逃げTCGと大差ない」って判断しか下せなかった。発売後半年ぐらいして、理由は覚えて無いんだけど『牙TCG』の事を調べる機会があって、やはり全国大会とかその手のイベントを開いていた形跡が無かった。その時は、「ああ、売り逃げTCGメーカーが増えただけなんだな」って思っていたんだけど、今回の日記を書くのに際して調べ直したら、今年の1月から公式なイベントが何回か開催されていた。アニメの方は既に放映が終了しているが、イベントの方は続いている。
スロースターターなのか、割とユーザが居たから大会を開くようになったのか、判断は付かないが。
なお、ゲーム自体の評判は割と良いらしい。

以下は商品情報のページからの転載。

 ひとつのタイトルにとらわれないため、作品の終了とともにトレーディングカードゲームの展開が途切れることなく、 その広大な『CLAMP in CARDLAND』の世界は広がり続けます。

同様の話を、木谷高明氏が『プロジェクトレヴォリューション』のカンファレンスで言ってる事をレヴォ関係のBlogで読んでいる。思想が単に似ているだけでなく、同じ文言を使っている。
つまり、プロデューサーとして木谷高明氏が関与しているか、Lycee,D0,レヴォと展開している木谷高明氏のTCGに関する思想に感化された人物が関与している事が推測される。
木谷高明氏の展開するTCGというのは、単にカードを売るだけでなく、遊ぶ『場』を提供する事を欠かさないという特徴がある。具体的に言うと、全国大会イベントと、その予選を名目に全国各地で開催される店舗大会。また、店舗が公認大会を開くシステムが発売と同時に整備される。店舗で開く予選会や公認大会にはプロモが配られ、日程がオフィシャルサイトに掲載される。
これは、ユーザが安心して手を出せる要因となる。

木谷高明氏本人が関与しているなら上記の遊び『場』提供が必ず行われるだろうし、感化された人物が関与してるなら、確実性は無いが、遊び『場』提供が行われる可能性が高い。

いずれにせよ、注目度の高いタイトルだと考える。
発売前に向こう半年〜1年のスパンでイベントを開くスケジュールが提示されたら、手を出す事を考えようと思う。