落穂拾い

昨日と同じく、括弧内は私による補足・解釈・意見など。

○SP加工のカードについて

フロアルールの制定によって、反っているSPはマーキングとして扱われるのでデッキに混ぜて使えなくなったのだが、12月の意見交換会の段階で「反る形式を止め、他のTCGで使われているようなイラスト部分のみSPにする方式にする」と言う話があった。1月のユーザカンファレンスでは、SPが反らない形式に変更する路線は変えないが、特許の問題で予定してた方式が採用できないので、別の方法を模索するとの話になっていた。

TCG業界内に関する雑談

子供にTCGを売る方法論は確立されている。

ジャンプかコロコロコミック辺りでカードゲームとそれほど離れていない内容の漫画を連載

子供が見る時間帯にアニメを放映

放映3ヶ月後くらいに、ごっこ遊びのツールになるような内容で発売する。

ただし、雑誌の連載にしろアニメ化の権利にしろ、大手のメーカが押えているので新規参入は無理。
子供以外にTCGを売る方法論は確立されておらず、D0は色々と考えて仕掛けて行った。某大手メーカの担当者は「D0が何故、成功したのかわからない」と言っているそうである(某大手メーカがどこの事を指すかは、具体的なヒントすら出なかった)。
イメージキャラクターに五味選手を起用した事について、昨年末の男祭りで優勝するかは賭けであった。優勝した今となっては、イメージキャラクターとして使う値段が10倍にも跳ね上がっている(木谷会長の格闘技好きが功を奏したのだと思う。が、以下に超個人的な主観を述べる。D0は、これだけ売れる要素を積み重ねて、今後の国内TCG業界の中核を担う位置付けにある。そう言う勢いのあるD0のイメージキャラクターに選ばれた事で、五味選手には優勝する天命が与えられたのだと思う)。

ついでに言うと、深夜枠のアニメを作ると、放映枠を押えるのに1週あたり千数百万円かかる。夕方の枠だと6000万円。
アクエリのアニメはブロッコリーの企画でなく、スポンサーとして400万円しか出していなかったから、余り口出しできず、あのような内容になった(「あのような内容」が具体的に何を指しているか知らないけど)。

○ルールサマリーの0-1

「ルールサマリーとQ&Aでは、Q&Aが優先」という項目はQ&Aが削除後に有効になる項目であり、その点を明確にせずに発表してしまったのは失敗だと12月の意見交換会ブロッコリー側が認めた。で、ルール整備のスケジュールを発表し、0-1の項目が有効になるのは、Q&Aの削除が終ってからと言う話になった。
つまり、この項目に関する、意見交換会でジャッジ側が出した文句、及びそこで約束された対応については、↓の発表で解決してるのだ。
http://www.aquarian-age.org/topics/051206_rule.html
0-1を削除するとと言う話は出ていない。

○「恋人たちの協奏曲」プレリリースパック情報

キャラクターカード7種類
ブレイクカード4種類
パーマネントカード2種類
プロジェクトカード5種類

■精神力やパワーに効果を発揮するカードや、対抗勢力を分類無視でブレイクできるカードを収録。
■カードは全て可愛い女の子のイラストで構成しており、男の子やロボットの収録は無い(プレリリースに無いだけで、エキスパンション自体に含まれている可能性は残っている)。