アクエリ救済プロジェクト

この日記で何度か批判してきた

  • 行き当たりばったりのQ&A
  • テストプレイしたのか疑いたくなる「逆襲の巨蟹宮」の新カード

といった中井まれかつ氏を筆頭とするデザインチームの不手際に対して、こういう運動がある。(http://www.cty-net.ne.jp/~s-yuki/aqb.html
今、自分が持っている情報で判断すると、この運動に強く賛同したい。

しみゆー氏が中心となったユーザ主体の動きだけど、FB徳島(http://www.stannet.ne.jp/fb/)の池田社長(いけっち店長)が後援してる。リンク先の文章にもあるが、いけっち店長は中井まれかつ氏がデザイナーとして問題ある点を、「“カードゲームサミット”」(http://www.stannet.ne.jp/fb/cgame/tokyo5.html)及び「“東京やさぐれ紀行”とのナックさん(=NACさん=中村名人=遊宝洞の中村聡氏)との会話」(http://www.stannet.ne.jp/fb/cgame/tokyo2.html)で示している。引用しようかと思ったけど、長いので断念した。この見解に俺も同意である。

ブロッコリーのカードゲーム課は、実はかなり物分りが良い。論理的に問題点を指摘し、改善案を提示すると、ちゃんと受け入れてくれる。KoK1stStageのブロック分けが実際の交通手段を無視した分け方だったが、ジャッジMLの263番目のメールで指摘があった結果、今のブロックに改善された。また、KoK2ndStageは当初64店舗のみの開催であったが、開催希望店舗全てで開催される事になった(http://hp.kutikomi.net/cyuukoya/?n=diary2&oo=1)。これも、ジャッジMLの341番目のメールで指摘があって改善したものだ。
で、ユーザから公募したテストプレーヤーによるテストプレイが実施されてるので、少なくとも魔切り・アブソのようにユーザから反発の出るカードは排除されると思っていた。が、実際には1F0Cでチャージ1・ドロー+1のブレイクが出た。
何の事はない。先に示したいけっち店長のコラム群を読めば納得できる。中井まれかつ氏を筆頭とする外注の開発スタッフ(≠ブロッコリー)は物分りが悪いと言うことだ。

俺が関与した例しか挙げないで申し訳ない。
以下は邪推に過ぎないが、敢えて書いておこうと思う。
中井まれかつ氏は、先攻後攻にハンディをつけることに反対していた。必要性を認めていない。また、自分が作り出したアクエリアンエイジを、完全に自分のコントロール下に置きたいと言う要望が強い。
それなのに、先攻有利に対するユーザの批判によってブロッコリーが動き、アンケートや調査を経てSaga3では「先攻ドロー無し、後攻マリガンあり」を採用する事になった。これは、中井まれかつ氏からすれば、腹立たしい事に違いない。
20日の日記で指摘したが、ゲーム速度を早めるカードを出せば、先攻有利の度合いが強まり、大改革宣言の結果に導入された「先攻ドロー無し、後攻マリガンあり」の意味が薄らぐ。
ユーザの要望でアクエリが(中井まれかつ氏の主観で)変質させられた事に対する反発から、ユーザの要望に反するカードを意図的に出したとの推測が成り立つ。
中井まれかつ氏は、「ゲームバランスは取れていないままでいい」「逆境に身を置くのが正しいゲーマー」という考えの持ち主で、ゲーマーなら不利な後攻でいかに努力するかを楽しむのが正しい姿勢だとでも言いたいらしい。が、SagaI時代に、こう言うゲーマー姿勢を貫いて成功したデッキがある。らをーさんや俺が使って優勝したインセプデッキである。どうやら、これは中井まれかつ氏の想定外のデッキだったのでお気に召さなかったらしくSagaIIになって『“ディーヴィ” 魔神カーリー』と言うカードを出されてしまう。
同様に、SagaIIになった後の環境が青一辺倒になったのが不満らしく、『八咒鏡』『玄武巫女 “阿武 巳弥”』『七支刀』と言ったカードを出してきた。
こう言う事例を見ていくに、先攻有利の是正でアクエリが自分の望まない形になったので、それを潰すように先攻有利となるカードを出しても不思議は無い。
もう1度言うが、これは邪推に過ぎない。が、当っていたなら(=「逆襲の巨蟹宮」に1F0Cでチャージ1・ドロー+1のブレイク以外に、既存カードを上回る補給能力のカードが存在した場合)、今回の運動は今後のアクエリの為に必要な事だと言う事になる。

とにかく、判断を下すのは、実際に「逆襲の巨蟹宮」を見てからでよい。今、表に出ている情報だけで判断を下す危険性は2chの本スレで指摘されている通りだ。
今回の運動、署名をキャラショウで木谷会長に渡す事を念頭にして活動してるけど、何ならキャラショウ内の各大会の結果を見てから賛同したって構わないと思う。

 今は賛成できない人も、

「面白そうだ。」
「良い流れだと思う。」

 と思えるようになったら、後からでも協力して欲しい。

と言う記述がある。後からでも協力可能だと言う事だ。
また逆に、現時点で俺はこの運動に賛成だけど、「逆襲の巨蟹宮」を見て考えを変える可能性はある。もっとも、もっと酷いカードが入っていたら、この運動をさらに強力に押し進めるかも知れないけど。