今後の公式大会スケジュール

現時点で開催予定が明確なものを列挙してみた。

  • (スタンダード)サバト11(7月キャラショウ1日目)
  • (スタンダード)KoK1stStage統一決勝(7月キャラショウ2日目)
  • (ブードラ)第1次ブースタードラフト大戦(7月キャラショウ2日目)
  • (スタンダード)ダブルストーナメント(7月キャラショウ2日目)
  • (スタイル不明)公認サークル対抗戦(実施時期不明)
  • (スタンダード)KoK2ndStage(7月〜10月)
  • (スタイル不明)チャンピオンカーニバル(11月)

スタイルが明確な大会は全てスタンダード。Saga3スタイルは4月に発表になっているから、例えばKoKの2nd辺りはSaga3スタイルで開催しても悪くないのにスタンダード。この内、全国各地で予選が開かれるのはKoK2ndStageだけたから、ユーザが感じる比重は、この表よりもスタンダードが重くなる。
言いたいのは「蟹はSaga3スタイルでバランスを取っている(から、スタンダードに混ぜてバランス悪くても問題無い)」と言う推測は、ブロッコリーが立てているイベント開催という販売促進戦略と矛盾があるのではないかと言う話。
なら、「公認ジャッジや店舗が公認大会としてSaga3スタイルを開けば良い」と言う話になるが、少なくともKoKの予選がある時期は、そのような大会を入れる余地は少ない。それに、目標となるイベントがないと盛り上がりに欠ける。目標となるイベントを設定しないのは、これまで木谷会長が掲げて成功してきたTCG販売戦略と反する。
蟹がSaga3スタイルのみでバランスを取っていたとすれば、開発スタッフ側と営業スタッフ(=イベント開催とかの販売促進担当)側で意見の齟齬があると言う事になる。

また、ブースタードラフト大戦に関して、使うパックやテーブル構成などの情報が示されない点について、ジャッジMLでは過去に疑問があがり、また、最近ではしるふぃー・えるさんの日記(http://d.hatena.ne.jp/nemesis3/20050623)でも批判が上がっている。他のTCGでドラフトの大会に出たプレーヤーサイドからすれば、当然の疑問・批判である。使用パックの開示は、参加前から得点付けをするなどして戦略を練るために必要だし、テーブル構成も「6人1卓でピックしたあと、卓に関係無く全員でスイスドロー」とか言われたらダメダメな運ゲーだから出走回避『ヘイトドラフト意味無いよ。協調ドラフトしよーぜ』って言う事を広めないとならない。
こう言う技術的な情報は、TCGに詳しいであろう開発スタッフ側がフォローしないとならない内容だと思う。ここでも、開発スタッフ側に問題がある事が露見している。