だから、最低でも中卒程度の数学力と国語力がある人間に(以下略)

小学校までは算数なのに中学校から数学って呼び方が変わるのって意味はあると思う。数学となることで抽象性が増し、論理的思考能力を養う側面が強くなるからだ。
以下は「中学校学習指導要領」の「第3節 数学」より抜粋。

第1 目 標
数量,図形などに関する基礎的な概念や原理・法則の理解を深め,数学的な表現や処理の仕方を習得し,事象を数理的に考察する能力を高めるとともに,数学的活動の楽しさ,数学的な見方や考え方のよさを知り,それらを進んで活用する態度を育てる。

『事象を数理的に考察する能力』を平たく言うと、論理的思考能力って事になると思う。