今日のカード「活発な幼女マリア」他4枚

マリアに《お菓子》技が与えられているなら、小鳩ちゃんにも《肉》技が与えられていても良い気がする。作品中で小鳩ちゃんは食材としての“お肉”が好きなのだから。お誕生日会の日の夕食のシーン辺り、そうなっても良さそう。
とは言え、マリアはお菓子が好きなキャラでは無いんだけどね。単に食い意地が張った大食いキャラなだけであって。話の序盤ではポテチばかり食べているけど、お菓子に限らない大食らいさはお泊り会の話や遊園地の話や映画撮影の話などで発揮されている。

■活発な幼女マリア
リング更新を発生させるベンチ要員。
多分、2枚以上並ぶと強過ぎるから、こんなテキストになったのだろう。実質ターン1回しか使えない自動能力だが、ターン1回しか解決されないのはベンチに何人いても一緒。自動能力の誘発自体はリングにマリアが置かれた場合に発生するが、控え室に置けるのは1回だけ。解決時にリングにいるマリアが、このターン中に山札からリングに置かれた1枚目のカードの場合のみ解決可能。
例えば、ベンチにこのカードが2枚いて、マリアがリングインしたら自動能力は2回誘発する。が、実際にリングを控え室に置けるのは最初の1枚目だけ。1回目で控え室に置く事を選んだら、2回目の方は「このターン中、あなたの山札からリングに置かれた1枚目のカード」という条件を満たせないので、解決されない。

あと、リングに置かれた1枚目のマリアがエントリースパークを持っていた場合の処理について。
実は、エントリースパークと「活発な幼女マリア」の自動能力のどちらを先に処理しても良い。
エントリースパークを先に解決してから、リングのマリアを控え室に送っても良いし、その逆の順番でも良い。
エントリースパークが、自分のリングのキャラを選んで良い影響を与えるような効果だったら、先に「活発な幼女マリア」の自動能力を解決してからエントリースパークを解決するような順番で処理する方が得だろう。次に出てきた、最終的にリングに残るマリアに良い効果を与えられる。逆に「ケンカするマリア」みたいに“このカードを”パンプするようなエントリースパークなら、どっちから先に解決しても影響が無い。
対戦相手側は、どちらを先に解決されても良いようにキャンセルを使わないとならない。例えば「次にエントリーするマリアが何かを確認してから、エントリースパークをキャンセルする」なんて事は相手が許さないとできない。誘発している自動能力のどちらにもキャンセルは打てるが「キャンセルしません」と言ってしまったら、マリアを使っている側の人が好きなの方を1つ先に解決してしまう。先にエントリースパークを解決されてしまう事もありえる。無論、先に「活発な幼女マリア」の自動能力を解決するのなら、次にエントリーするマリアが何かを確認してから、先に誘発してるエントリースパークをキャンセルする事も可能。
また、同様にリングに置かれた1枚目のマリアがエントリースパークを持っていて、先に「活発な幼女マリア」の自動能力を解決して出てきた2枚目のマリアもエントリースパークを持っていた場合、2つのエントリースパークが誘発された状態になるが、この解決順も解決時にマリア単デッキの持ち主が決める事ができる。

■ケンカするマリア
全てのプレイヤーはベンチのカードを1枚まで選んで手札に戻す訳だが、何枚戻すかの選択は、総合ルール「1.3. ゲームの大原則」の1.3.4.より、ターンプレイヤーから行う。つまり、相手のターンに「ケンカするマリア」がエントリーしたなら相手が先に選ぶし、自分のターンにエントリーしたなら自分が先に選ぶ。

■お構いなしのマリア・にらみつけるマリア
参照がマリア単用の技属性《お菓子》ではなく、『僕は友達が少ない』作品共通で参照できる称号<隣人部>になっている。
その分、効果が弱くなっている。
この手の作品共通の参照は、キャラ単だけでなくキャラ混成でもデッキが組めますよってアピールの為に用意されているみたいだが、正直不要。技属性《お菓子》参照のカードにして、他の技属性《お菓子》参照のカードと同程度の使い勝手のカードを増やして、キャラ単の構築の幅を少しでも広げてくれたほうが嬉しい。