餅月望の新刊『ある朝、ヒーローの妹ができまして。』

http://dash.shueisha.co.jp/_herosister/index.html
http://dash.shueisha.co.jp/interview/1111.html

どこから読んでも「妹」づくし!!
『小学星のプリンセス☆』餅月望×『Aチャンネル』黒田bbのゴールデンコンビ再び!
普通の高校生・貴樹にはかつてヒーローだった妹たちがいる。
超能力者・宇宙人・異世界人と様々な事情を抱えた少女たちを、世界を股に掛ける英雄である両親が引き取ってきたのだ。
しかしそれは、貴樹にとってはごく普通のことで、
どの妹もかわいらしく、愛らしいことに変わりはない。
今朝も父親から電話があって…また妹が増えた。
今度はどうやら未来からの妹のようで…。
お兄ちゃんと妹たちが繰りひろげる、
愛と感動のストーリー、開幕ですっ!!

餅月望さんのラノベって、1人のヒロインと主人公の関係を濃密に描写してるが非常に好き。ヒロインが自分の好みに合致さえすれば、非常に深くハマれる。『小学星のプリンセス☆』は現実に帰ってくるのが大変なくらいハマってる。
それでいて、微妙にSF掛かった設定で、話のオチもセンス・オブ・ワンダーに溢れている。
今月出る新刊を楽しみにしていて、ストーリーとイラストの情報が出たので紹介してみた。

今回はあらすじを見てもらえればわかるのですが、餅月初の複数ヒロインに挑戦してみました。年齢層も上から下まで差が四歳と幅広いニーズに答えられるように頑張ってみました。…………え? 頑張ってましたよね? 幅広いニーズ……。

ヒロインの年齢層に幅があるって事で楽しみだね。
差が四歳って事は、べびプリで言ったら立夏と星花の差って事になる。
俺の場合は、一番低い年齢のヒロインに興味が向くんだけど。

ラノベの話をもう少し

そろそろ『このライトノベルがすごい!2012』が発売される。
表紙が公開されて『ベン・トー』が3位に入った事が公表された。
多分、1位は『とある魔術の禁書目録』2位が『僕は友達が少ない』で去年と変わらないから、3位の『ベン・トー』がフューチャーされているのだろう。

今年俺が読んだラノベの中で1番“凄い!”って思ったのは『僕の妹は漢字が読める』である。
近未来の日本を描いたSF物なのだが、その発想が凄い。
最初の1章分が試し読みできるから、騙されたと思って読んでみるのが良い。
http://www.hobbyjapan.co.jp/hjbunko/tachiyomi/1107/110702/_SWF_Window.html
まぁ、試し読みできる部分で語られる設定に、この作品の凄さの8割方が集中してるんだけど。

個人的に、このラノの上位に入っていても不思議は無い作品だと思ってるんだけど、多分無理だろうなぁ。