ドラマガ“今日のカード”感想まとめ

<生徒会の薔薇>

杉崎先輩×中目黒先輩ってのは、椎名真冬ちゃんのBL妄想なんだけど、「鍵&中目黒」って形でカード化されました。
G'sとかにあった、原作的な裏付けの無い&カードよりは、原作的な裏付けがある分だけ良いのではないでしょうか?
同様に、原作の<放送する生徒会><取材される生徒会>にある通り百合妄想ネタから「深夏&真冬/生徒会の百合」なんてカードが作られるのではないだろうか?

生徒会の一存』のサブキャラ達

現状で、「藤堂リリシア」「中目黒」(杉崎鍵との&だけど)「宇宙巡」(芸名の方だけど)が公表されていて、パートナーから「宇宙守」もカード化されているのが推定できる。

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リリシアのパートナーが何故か杉崎健になっていたから、俺待望のエリスちゃんのカード化は期待薄っぽいorz
そのくせ、リリシアの技属性に《姉》がある不思議。

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個人的に注目なのは「宇宙守」の技属性。
スペース姉弟の弟の方なんだけど、超能力(マインドリーディングやプレコグニション等、物理的な物以外)を持つが効果が微妙と言う設定のキャラ。
で、現状、Vスパークには《超能力》なんて技属性は無い。
Vスパークには、超常的な能力を持つキャラに与えられている技属性に《魔法》がある。魔法が普遍的な世界観のキャラ以外にも、オカルト趣味を持つキャラや、自分が魔法使いの子孫だと思っているキャラにも、この技属性が与えられてる。
そう考えると、超能力にも《魔法》技を与えても良い気がする。
しかし、将来的に『サイレントメビウス』みたいなサイバーパンク物で魔法と超能力が別系統の法則として位置づけられている作品が参戦した時に困る。
よって、「宇宙守」には《魔法》ではなく、《蒸気》技が与えられると演繹される。
過去に《蒸気》技については「スチームパンク的な世界観に登場するガジェットに対して与えられる技属性」と言う考察をしたが、ブシロード的な解釈は別である事がセガ発売と共に判明している。
サクラ大戦』に登場する霊子甲冑と言うガジェットだけでなく、これらを操縦する帝国華撃団・巴里華撃団のメンバーにも《蒸気》技が与えられていた。
サクラ大戦』において、霊子甲冑と言うメカニックは、“霊力”を持っている人間のみ運用可能と言う設定がなされている。
つまり、《蒸気》技とは、ブシロード的な解釈では霊力を意味する。
そして、霊力の特に高いアイリスは、高い霊力が高じてテレポートのような超能力的な能力を発揮する。
上記より、ブシロード的な解釈に従えば、いわゆる超能力を持つキャラには、《蒸気》技を持たせるのが妥当であると演繹可能なのである。

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まぁ、《蒸気》技を『サクラ大戦』限定の技属性と考えると、別途《超能力》技を出すと思うけどね。
もしくは、「星野巡」が《姉》技しか持っていなくて、《アイドル》技なり《音楽》技なりを持っていなかったから、守も《弟》技しか持っていないのかも。

同名異称号のパートナー

桜野くりむ」や『まぶらほ』のヒロイン達に多いサイクル。
このblogで良く文句を付ける“原作再現性”的にはアウトなんだけど、これに関してアリだと考える。
VスパークやWSで原作再現性に文句を言う理由は、原作再現要素がゲームシステムに盛り込まれているから。ゲームシステムに盛り込まれている為に、デッキ構築にも影響する。
特にVスパークのパートナーは、基本的にパートナーの組み合わせでデッキに投入するものなので、原作再現性のない組み合わせを作られると、デッキ構築時の障害となる。
例えば、G'sマガジンのブースターでは、「雛子」と「春歌」がパートナーである。俺は雛子が大好きだけど、春歌はあまり好きじゃない。だから、雛子とおにいたまが仲良く戯れるデッキなら作るのは大歓迎だけど、雛子を使うのに際して原作的に接点のない春歌をほぼ強制でデッキに入れないとならないのは歓迎できない。

そういう観点で見ると、同名異称号のパートナーなら、デッキ構築時の障害にならない。

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まぁ、もっと深い事を言うと、Vスパークのゲームシステム(パートナーと技属性)が、Vスパークのキャッチフレーズ「歴代のヒロインたちが集う夢のカードゲームが今、始まる」「あなたのヒロインたちが物語を奏でるTCG、それがヴィクトリースパーク!」等に相応しいコンテンツと親和性が悪いと言う事になる。
少なくとも、現状のブシロードには親和性を高めることができていない。

同名異称号のパートナーは、本来のデザインから見ると邪道な回避策でしかないけど、原作再現性の無いパートナーの組み合わせを作られるよりはマシである、と言う観点から支持せざるを得ない。