原作に愛が無さ過ぎる事への不満

最近は「今日のカード」で先行公開されているブースター収録のカード見て萎える日々が続いてる。
パートナーカードのカップリングが、原作ファンとしては意味不明過ぎる。
素直に、シスプリのキャラなら兄をパートナーに、べびプリのキャラなら陽太郎をパートナーにしておけば良いではないか?
ゲームシステム上、特定カードのパートナーが12枚も19枚もあったらバランスが悪いのは良く解る。カードプールの都合上、兄とかを称号違いで12枚も19枚も出せないのも良く解る。
また、そうするとデッキパターンが減ることも解る。
しかし、ファンにとっては、原作無視したデッキパターンで遊ばされるよりは、デッキパターン少なくても原作通りのデッキで遊びたい(まぁ、Lycee辺りを見ると原作無視のデッキパターンでも皆平気で遊んでるけど。WS辺りは、ちゃんと原作を意識したデザイナーズデッキが有って好印象だったのに)。
シスプリの妹同士で、べびプリトゥルー姉妹同士でパートナーのカップリングをするのは仕方ないとしても、もうちょっと原作をちゃんと研究してパートナーを決めて欲しい。
あと、シスプリのキャラは称号も適当過ぎる。
ただのローマ字かよ。
例えば咲耶だったら「girlish」(咲耶のキャラソン)とか「Romantic connection」(アニメ『シスタープリンセスRePura』咲耶の回のED)とか、原作ファンが喜ぶような称号のネタは幾らでもあるのに。

このままでは「ブシロードは原作に愛が無いカード化をする」って評価が定着してしまうだろう。
遊宝洞はゲーム面では非常に技術の高いデベロッパーであるが*1、その反面、萌え系タイトルのカード化に際して原作への愛が足りないと言う弱点がある。
今回のシスプリべびプリは、その弱点がモロに露呈した。まぁ、シスプリべびプリは萌え系タイトルの中でも、更に特殊な性癖の人向けのタイトルだから、一般的な感性・性癖の人間には理解が難しいのかもしれないけどね。
そう言うデベロッパーの弱点をフォローするのがパブリッシャーの仕事だと思うよ。
外注管理は品質管理の中で重要な一要素かと。
『電撃G'sマガジン』のエキスパンションには間に合わないのは解っているけど、今後のエキスパンションでは、先に書いたような評価を払拭して欲しい所である。

*1:バランス取りが上手くて、過度にカードパワーをインフレさせなくてもエキスパンションが出る度に環境がちゃんと変わるし、1ターンキルとか1ショットキルとか滅多に出さないからエラッタ制限カードとかの対応も少ない。また、ルールやカードテキストをキッチリ作るので、他デベロッパーのTCGと比べてジャッジとかがルール面で困らない