木谷プロデューサーに対する評価に関して

WSが初期プロデュースを終えて、無事、順調に走り出した訳で、ブシロード社長の木谷プロデューサーは今、ブシロード2作目のTCG『サンデーVSマガジン』の初期プロデュースに注力している。
イベントとかでも、SvsMの露出が多くなった。
こう言う態度が、WSのプレーヤーから見れば「釣った魚に餌を与えない」様に写り、批判がある。
WSの初期プロデュース時、ユーザに対して色々な手形が切られているわけだが、それらの履行が怪しく写るのが批判の理由である。
この傾向は、WSから木谷プロデュースTCGに入った人間よりも、D0やプロレヴォから木谷プロデュースTCGに入った人間に強い。
木谷プロデューサーは、過去にD0やプロレヴォのプロデュースをしており、ブロッコリー退社に伴い、現在は上記TCGのプロデュースから離れている。D0やプロレヴォをやっていた人間からすれば、同様にWSのプロデュースからも離れるのではないかという不安は拭い切れない。
が、D0やプロレヴォより前、アクエリアンエイジから木谷プロデュースTCGに親しんできた俺からすると、上記の不安は杞憂だと言える。
木谷プロデューサーがD0やプロレヴォをプロデュースしていた頃、アクエリは「釣った魚に餌を与えない」状態であったかと言うと、実態は違う。
D0プロデュース発表に『大改革宣言』をブチ挙げ、アクエリユーザの不満要素を取り除く努力をした。
イベントも減らしたりはしなかった。
ユーザを呼んだカンファレンスや、公認ジャッジを呼んだ意見交換会を開催して、ユーザの生の意見を拾う努力が行われ、そこで吸い上げた意見はフィードバックされている。
そしてなりより、アーケードゲーム化を実現し、SagaI移行より後ユーザ数が緩やかに減少してたアクエリのプレーヤー数を増加に転じさせるのに成功した。今では全国決勝に150人近い参加者を集め、サイドイベントを含めると200人以上のユーザをイベントに集めることに成功している。*1もっとも、AAA参入によるユーザの増加効果は、都市部に限定されていたが。
だから、ブシロードがSvsMの売り出しに注力してるからと言って、WSのサポートがおざなりになる心配は無いのだ。

*1:SagaI時代のアクエリは全国決勝に200人以上の参加者を集め、サイドイベントを含めると400人近いユーザがイベントに集まっていた。SagaII移行でユーザが離れ、AAAが出る前だと、全国決勝で多くて80人前後、イベント自体の集客は100人程であった。以上は、実際に参加した俺が席数とかから弾き出した実感値であるので、正確な参加人数かは保証できない。