圧縮ジャンヌ「2ターン目に40%弱」の論拠

以下は、ジャッジMLに投げたメールから引用。

ちなみに、2ターン目の勢力フェーズで10点のダメージ判定が発生すると仮定した場合、ダメージ置き場に《ジャンヌ・ダルク》が落ちて、《スクロール》が手札に来ている確率は40%弱になります。
(40枚デッキにスクロール4枚、先攻を取ってドローキャラを1体支配した場合)

この数値の算出した根拠を示します。
メールに書くのは長すぎると判断したので割愛した内容です。
デッキ構成は、以下です。
4 ジャンヌ
4 スクロール
4 十五夜
8 WIZ-DOMのドローキャラ
残り適当(《隕石》は入れない。青ドローキャラを採用なので)の40枚デッキ。

上記の条件で2ターン目に《スクロール》から《十五夜》を打てる確率は、以下(1)〜(4)の確率の積である。
 (1)1ターン目の7ドローでWIZ-DOMのドローキャラを引いている確率
 (2)2ターン目までの9ドローで《スクロール》を引いている確率
 (3)10点のダメージ判定で《ジャンヌ》が落ちる確率
 (4)アクセスした19枚を差し引いた残り21枚のデッキに《十五夜》が残っている確率

X枚のデッキにY枚っているカードをZ枚ドローで引く確率を求めるには、以下の手順を踏む。
・X枚のデッキにY枚っているカードを1ドローで引けない確率は
 Y/X
・X枚のデッキにY枚っているカードをZ枚ドローで引けない確率は、
 (1ドロー目で引けない確率)×(2ドロー目で引けない確率)×……×(Zドロー目で引けない確率)
 =(X/Y)×( (X-1)/(Y-1) )×……×( (X-Z)/(Y-Z) )
・X枚のデッキにY枚っているカードをZ枚ドローで引ける確率は、
 1-(X枚のデッキにY枚っているカードをZ枚ドローで引ける確率)

上記の手順で(1)〜(4)の確率を求めると以下になる。
(1)82%
(2)66%
(3)70%
(4)96%
これらの積が40%弱となる。

あくまで、標準的な条件で《十五夜》型の「圧縮ジャンヌ」が2ターン目に《スクロール》から《十五夜》を打てる確率を算出した結果であり、「圧縮ジャンヌの2ターンキル率が40%弱ある」と言う話では無い事に注意してください。

個人的には、《隕石》と《ブレイブカイザー》を入れた《十五夜》抜きの「圧縮ジャンヌ」の方が安定性が高いと考えております。