《死乙女“ブリュンヒルト”》無限コンボデッキ完成までの道のり(立志編)

過去の経験から言うと、無限コンボが幾つか発見されたエキスパンションってのは、次Sagaへ移行の前兆だったりする。
《六道辻》《ロケットブースター》による無限ドローエンジンや、《サイバードラグーン》《脱皮》《クローニング》を使った無限デッキ回復があった『磨羯宮の女神』は、次のエキスパンションでSagaIIに移行した。
また、《ドレス》《上忍“服部忍”》による無限パワーカードや、《クロス・ファイア“なつきとふぶき”》にBCBやACBを絡めた無限アタックがあった『魔弾の射手宮』は、スモールエキスパンションを挟んだ次のエキスパンションでSaga3に移行している。

今回、現人神・中井まれかつ大先生が、超天才的なバランス感覚で無限コンボのタネをお与え下さったので、実現方法を色々と考えてみた。
まずはブレイクコストバックが必要なので、《死乙女“ブリュンヒルト”》のブレイクコストを安定してコストバックする方法を模索した。で、出た結論が《コスプレ制服》をセットしてスチューデント分類を与えた後、《グラディエーション》を使用するというものであった。
続いて、アタックコストバックが必要なので、《死乙女“ブリュンヒルト”》にオフェンシブかインフィニティを与える手段が無いか模索した。既に《死乙女“ブリュンヒルト”》にはパーマネントがセットされているので、これがなかなか難しい。
と、ここまで考えた段階で、《ホイール・オブ・フォーチュン“フィリア・フェリス”》の存在を思い出す。

このカードがダメージ判定でダメージ置き場に置かれた場合、≪このカード≫はオーナーの手札に戻る。
このカードがセットされた場合、≪このカードのコスト≫はオーナーの手札に戻る。
≪ブレイクしているキャラクター全て≫のアタックコスト・ガードコストはオーナーの手札に戻る。
≪ブレイクカードのコスト≫は、オーナーの手札に戻る。

2時間ぐらいの思索が水の泡。

そして、諸事情で気力が萎えたので、ブリュンヒルト無限デッキの開発は一時断念。元々、無限サイクルの手順が確立されている訳では無いしね。確立されたとしても大道芸には違いないし。