GT関東決勝

参加してきました。
周囲の人間には「アクエリ優先だからレヴォの決勝には出ない」って言っていた。けど、直前になって「関東地区から決勝に勝ち抜けるのが12人」って情報が出た。参加者100人前後だとしても、抜けるのは1割強。人数からして7回戦確定だから、ボーダーラインは5-2-0。これなら狙えるんじゃね、って事で鞍替えしました。

メタ読み

使ったのは黒赤ウィニー
このデッキ、対策されてなければ先攻は9割方勝てる。だたし、後攻を取ると途端に勝率が落ちる。3割勝てれば良い方?
オフィにある店舗予選を優勝デッキを一通り見てみたけど、ウィニー使って優勝してるのは2つしかなかったから、対策は薄いだろうと判断。
7回戦中4回を先攻取れば4勝、後攻となる残り3回の内1回を勝てば5-2-0のラインに届くって皮算用を立てた訳です。

大会前

実は《ヴァニラ・H》が1枚しか無かった。デッキ的に有った方が良いので、早めに行ってトレードする事にした。
当日予選の受付に間に合う時間に到着して、トレードを始めたら、最初に声を掛けた人達からヴァニラさんを3枚身請けできた。アッサリとミッションコンプリート。

1回戦目

相手のデッキは緑黒。
じゃんけんに負けて後攻。
しかし、こちらは普通に回った上に、相手のデッキは仕掛けが遅いデッキだったで、勝利をもぎ取る。

2回戦目

相手のデッキは赤黒。
じゃんけんに勝って先攻。
しかし、手札が事故。初手に《パン食い競争》が3枚も来る。
先攻2ターン目までにユニットを出せなかったのでダメージを与えきれずに負け。

3回戦目

相手のデッキは赤緑。
じゃんけんに負けて後攻。
割と順調に回って、後攻でも勝てるかと思っていたら、相手のデッキにはウィニーメタ満載。スマッシュしたら《白き月》が出てきて、他にも《植松小星》が居たりする。
それでも5スマッシュまで与えいて、手札にユニット1枚と《パン食い競争》があったんで、どこかで《ブラマンシュ商会》を引くかプランに出るかすれば勝っていたんだけど、世の中はそんなに甘くなく、負ける。

4回戦目

相手のデッキは赤黒。
じゃんけんに負けて後攻。
初手に赤いカードが《ブラマンシュ商会》1枚のみ。後は黒いカード。
2ターン目までは黒単展開して、ユニットを2体並べる。
ここまでは規定の動き。
3ターン目になっても赤いカードは1枚しか引かない。プランの事を考えると、このターンのエネルギーに《ブラマンシュ商会》を置くべきなんだけど、あえて《ブラマンシュ商会》を温存する。
5スマッシュまで与えた所で、相手が展開し始め、これ以上のスマッシュを入れられなくなる。
手札には《パン食い競争》と《ブラマンシュ商会》。エネルギーは黒2枚のみ。スマッシュは5点程喰らっていて次のターンには敗北確定。
ここで赤いカードを引いてエネルギーに置き、プランに黒い夢持ちユニットが出れば勝てる、と言う状況になる。
まず、第1関門の赤いカードは、無事に引き当てる。デッキの半分近くが赤いカードで、今までアクセスした10枚の内の9枚までが黒いカードだったんで、赤いカードを引く確率は高かった。
そして第2関門。まず1発目のプランで出たのが夢持ち《ハーベスター》。3枚しか入れてないコレをピンポイントで見せるとは不味い。これをプレイせずに更新すると、手札に《ブラマンシュ商会》を握っている事がバレてしまう。
でも、更新しないと勝てないので黒い夢持ちユニットが出るまで更新。
何とか黒い夢持ちをプランに出す。ユニットをプランからプレイして、《パン食い競争》をプレイしてリリース。1歩前で移動。
ここで、《ブラマンシュ商会》に気付いていて手札に勇気が有れば打ってくるのだけど、相手から対応は無かった。
初手から温存していた《ブラマンシュ商会》をプレイして勝利をもぎ取る。

5回戦目

相手のデッキは赤黒。
じゃんけんに負けて後攻。
普通に展開するも、スマッシュを叩き込んだら出てきたカードは《黒き月》。
このウィニーメタカードでテンポを奪われて、スマッシュを与えきれずに負ける。

End of tournament

3敗した時点で勝ち抜けの目が無くなった。ドロップしようかと考えてサイドイベントを物色していた。
ところが、信じられない事が起こった。
上位12人を決めるスイスドローなのに、全勝者が1人になったと言う理由から、5回戦で打ち切りと言う超意味不明運営が炸裂。スイスラウンドだけで優勝者を決める大会じゃ無いでしょコレ。
張り出された最終結果を確認したところ、上位者のポイントは以下の通り。
・15P: 1名(5-0-0)
・13P: 3名(4-0-1)
・12P:12名(4-1-0)
ボーダーラインが4-1-0で、4人/12人がオポーネント勝負で抜けられなかった模様。
自分は成績が振るわなくて実害は無かったから良いんだけど。2敗がボーダーラインだと思って準備して参加してたのに、ボーダーラインが1敗に引き上げられたら、実害を被った人からすれば耐え難いのではないか?
今回の大会参加者は90人。計算上3回戦終了時に全勝が12人以下になったはず(階段が崩れなかったと仮定すると45→23→12)で、4回戦目を全勝者全員がIDするという可能性もあった。それでも良かったんだろうか?
この問題、2chレヴォスレでも批判意見が出てますね。この謎運営を肯定している意見の方が圧倒的に多いのは、MTGやD0などの上位X人を決めるトーナメントの経験者が少ないからでしょうか。

今回の大会、抽選によるお楽しみ賞を配っていた。大会からのドロップを減らす為には良いアイデアだと思う。しかし、そう言う手を打つ前に、常識的なスイスドローの運営をしていれば、それだけで大会からのドロップが減る。
まず第1に、2敗してもボーダーライン上なら大会をドロップしない。第2に、3敗した場合でも、それまでに対戦した相手に身内が含まれていた場合など、身内のオポーネントを上げる為にドロップしないと言う選択も出てくる。
感覚的な話をすると、早々に1敗したら勝ち抜けの目が無くなるトーナメントと、ボーダーラインが2敗のトーナメントの、どちらが参加していて楽しいかといえば無論後者だろう。その分、スイスラウンドが2回増えるのだから、運営に手間も時間も掛かると言う点がデメリットだろうけど。

総括

5回戦やって、先攻を取れたのは1回だけ。
後攻だった4回の内、勝ったのは2回。しかも、負けた2回はウィニーメタカードが刺さっている。
このウィニーデッキ、思っていたより後攻でも勝てるんじゃないかな?

改良点としては《死ねにょ》は全く使う余地が無かったので、別のカードに入れ替えるくらいかな。
この勝率なら、名古屋のGT決勝に遠征しようかなぁ。当日予選って住んでいる地区に関係なく参加できるんだから。
じゃんけんの勝率も、今回の反動で良くなるだろうし。