『太陽の恵み』のAAAプロモが抱き合わせ仕様について

『太陽の恵み』自体はカード種類少ないから、AAAのカードが抱き合わせで140円値上げされてても、それほど悪影響は無かった。バーニアエキスパンションの仕様では1.5倍の値上げ。かつ、購入するべきパック数も40パック程度で良かった。
ただ、次エキスパンション『月光の秘儀』でも、AAAのカードが付くらしい。
仕様が不明だけど、『太陽の恵み』と同じ仕様では問題あると考える。バーニアエキスパンションと通常のエキスパンションは仕様が違う。『月光の秘儀』と同じ価格設定であったら、後述する理由からユーザからは2倍近い値上げに映る。
買い方は人次第なんだろうけど、自分は、アンコモンの枚数が揃うまでパックを買って、足りないレアはシングルを買ったりトレードしたりして揃える。これ基準に考えると、パックへの投資金額がほぼ2倍かかる計算になる。パックを空ける数が増えるから、その分、シングルに使う金額は減るかもしれないが、そもそもシングルで買う枚数は少ない。
つまり、いつもと同じ買い方をしたら、投資金額がほぼ2倍になる。
こう言う値上げに対して、ユーザはどう対策するか? 以下のいずれかだろう。
(1)値上げに合わせて投資金額を上げる。
(2)アクエリ辞める。
(3)販売店で買う量を減らして、安く買える手段を利用する。

(1)以外を取られると、いろいろ問題あると思う。
(2)だと単純にアクエリのユーザが減る。AAAは新規ユーザを増やす目的があるのに、それによってユーザが減ってしまっては本末転倒だ。
(3)は、ユーザ的には余り問題無いが、対戦スペースを用意したり大会を開いたいする販売店的に問題がある。
具体的な(3)の手段としては、レアをシングルで買って、コモンアンコモンはレア抜きの箱を買うと言うものが有る。
今まででも、この方法で安くカードを揃えるが出来た。しかし差額は大きくない。対戦スペースを用意したり大会を開いたいする販売店にお金を落とす方がメリット大きかった。
それは今までの話。バラ売りをする店側としては、抱き合わされているAAAプロモにも値段をつけて売る。その分、アクエリのカードの値段設定は安くなる。


言い換えると以下のようになる。
今までは、掛け率を高くすることで極端な安売りを難しくして、対戦スペースを用意したり大会を開いたいする販売店を保護する策が成立していた。しかし、TCGのカードと、抱き合わされたAAAのカードを分離して売ることが出来る事ができるので、TCGのカードの極端な安売りが実現し、対戦スペースを用意したり大会を開いたいする販売店を保護ができなくなる。

上記のリスクを計算し織り込んだ上なら、『月光の秘儀』もAAAプロモが抱き合わせでも構わないんだじゃないかな?