「変形、合体、...そして暴走」は、恥ずかしい。

発売前にこんな事を言うとネガティブだから避けてたんだけど、今のタイミングでこっそり言います。
「変形、合体、...そして暴走」ってコンセプトは、ロボット物や特撮物をフューチャーした物。俺の個人的な思い込み・偏見なんだけど、一般的にロボット物や特撮物は子供が見るものだから、良い大人がお店でプレイするには大変な抵抗がある。正直、「合体します」とか「変形します」とか言うのは恥ずかしいかな。
無論、ロボット物や特撮物にも、大人の視聴に耐えられる作品があるの事実。俺も『機動警察パトレイバー』辺りは大好き。劇場版の1作目と2作目は20回以上見てるし、TVシリーズも第29話「特車二課 壊滅す!」とか第39話「地下迷宮物件」は傑作だと思ってる。OVAシリーズも傑作目白押しで、第6話「黒い三連星」とか第8話「火の七日間」とか第10話「その名はアムネジア」とか第13話「ダンジョン再び」とか大好きだ。ああ、こう列挙していて、久しぶりに見たくなってしまった。
でも、やっぱり玉石混合だし、一般論としてロボット物や特撮物は子供の為の物。やっぱり恥ずかしいかな。
これに対し、いわゆる『萌え要素』ってのは、ある意味で歪んでるとは言え性欲に基づくものなんだから、別に大人が恥ずかしがる要素は無い。お店でも堂々とプレイ出来る。逆に、思春期にある若者には恥ずかしいから、《レディ・アマリリス》とかに反発が出るのかもしれない(もっとも、俺的に《レディ・アマリリス》は萌え度が低いとおもってるんだけどな)。
個人的に恥ずかしいとは思うけど、だからと言ってD0が嫌いになるとか、「変形」とか「合体」とかデュエルスペースで平気で言っている奴を排斥したいりとはするのはお門違いなのは解っている。
こう言う、ピンポンとで入って来る、ロボット物や特撮物をフューチャーした要素も、《レディ・アマリリス》みたいな萌え要素も、D0の多元的な世界観を豊かにする要素なんだから、そんなに毛嫌いする必要は無いかと。

でも、今朝の『おとき銃士 赤ずきん』を観て思ったけど、この番組でCMの枠をとっておきながら、「変形、合体、...そして暴走」ってCMはねーよなー。視聴者層を考えて、《レディ・アマリリス》や《細い葉の柳シュシュ》や《小さくて大きな力》(プロモ版)を前面に押し出したCMにするべきなんじゃね?