新年ゲーム大会

今年も年末年始は魔窟でボードゲーム
こーたが進学で松本に引っ越すとの事で、新居探しへ行く途中で甲府に寄って参加。
レビューを兼ねてやったゲームの紹介。

アウグスブルツ

http://ejf.cside.ne.jp/review/augsburg1520.html
aleaの小箱シリーズ。
和訳されたルールブックが難解で、4回ぐらい投げ出しそうになった。
確かにルールは難解だけど、もう少し平易にルールの説明が出切ると思う。

基本は競りゲー。
ゲームに勝利するには勝利点を稼ぐ必要があって、勝利点を稼ぐには身分の階級を上げたりワッペンとかを獲得しないとならない。身分の階級を上げたりするにはオークションに勝って貴族の力添えが必要だけど、オークションに勝ち易くするには手札(貸付証)を多く必要となる。手札は買う物なので、財力の階級でお金を多く得ないとならない。また、買える手札の候補は、役職の階級が高いほど多く貰える。
財力の階級も役職の階級も、オークションに勝って貴族の力添えが必要となる。
つまり、オークションに勝った後、どの地位を上げるかの選択が難しいのだ。
もう1つポイントがあるとしたら、得た貸付証の内、どれを買うかという点だろう。

なかなか良いジレンマのあるゲーム。『プエルトリコ』に似て色々な勝ち手法がありそうな感じ。

1回目はひでーお氏とこーたと俺の3人でプレイ。
ひでーお氏が先行して勝利点を稼ぐが、教会を立てられずに足踏みする。その間、財力や手札を蓄えていた俺とこーたが教会を立てて一気に勝利点を稼ぎ逆転。先にワッペンを取った分、俺が勝つ。5人の貴族に満遍なくオークションでビットできる体制を整える戦略が当たる。

2回目はチャーリーが来たので加えて4人でプレイ。
今回は逆にオークションでビットする貴族を2人ぐらいに絞って手札を集める戦略をとる。また、教会をちゃんと立てれる算段を付けた上で、序盤から勝利点を稼いでいく方向でゲームを進める。
同様に序盤から勝利点を稼いでいたこーたとデットヒート。教会を先に買わされてしまったが、逆に最終ターンでオークションで勝って、こーたをドームを買えない状況に落とし込み、こっちはちゃんとドームを購入できたので、勝利点の上限値の差で俺が勝つ。

何か、うちらの周りで良ゲー評価になるゲームは、ルールブックが難解な傾向が高い。

郵便馬車

http://ejf.cside.ne.jp/review/thurnundtaxis.html

2006年のドイツ年間ゲーム大賞、ドイツゲーム賞の方も2位の作品。
ドイツゲーム賞で2位って事で期待していたが、ドイツ年間ゲーム大賞も受賞って事で、微妙感も漂うゲーム。
実態は、多人数で行うソリティア
他のプレーヤーを妨害する要素が無い。一応、次の手番のプレーヤーが欲しそうな都市が場に出ていれば、「郡長」で流す事も可能だけど、これを使うとアドバンテージが無いし。
1回プレイした後、2回目をプレイしようと言う意見が出ずに、次のゲームに移ってしまった。

ルイ14世

http://ejf.cside.ne.jp/review/louis_xiv.html
aleaの小箱シリーズで、2005年のドイツゲーム賞を取っている。
「アウグスブルツ」より楽だったけど、やっぱりルールがややこしい。とっつきにくい。
次官の都合で1回しかプレイしていないので評価は保留だが、王冠の密命チップを集め、同じ密命チップ2つで達成する使命を早く大量にプレイした人が勝つような傾向だった。