8/9付けエラッタ

こういう話を書くとネガティブキャンペーンになるのが嫌なんだけど。実際、D0やってて東鳩2とかの話をしてた子達にLyceeを薦めたら「エラッタ多いから嫌」と断られてしまったし。
・・・君達が快適プレイしてるD0は、Lyceeに手を出したプレーヤーの死屍累々の上に成り立ってるだけどねw

閑話休題
ソリティア状態になる「テンノサカズキ」*1「散歩」*2エラッタが出て、コンボが潰された。「テンノサカズキ」が収録されたVer TYPE-MOON 2.0の発売は7月21日で、「散歩」が収録されたVer Leaf 3.0の発売は8月4日。2週間程または1週間足らずで対応し、最初の大型イベントであるリセフェスタの環境からソリティアデッキを一掃したのは評価できる。
アクエリの「式神刹那式」は7th Anniversary決勝の後まで待たされたけど、あれは後味悪かった。ユーザに不信感を植え付けるだけの結果にしかならなかった。出さなければ成らないエラッタなら、すぐに出すべきだった。7th Anniversary決勝が終るまで待った事により、エラッタに肯定的な人には遅いと言う不満を持ったし、エラッタに否定的な人には、結局はエラッタが出たことに不満をもった。即エラッタ出したなら、少なくともエラッタに肯定的な人の歓心は買えた。
Lyceeの方に話を戻すと、ソリティアデッキは追放できたけど、今回のエラッタに関しては、まだ2点ほど問題があると思う。
1つは「バランス」*3エラッタが出なかったこと。
ルバーブリッツのエラッタの出し方ってのは「ソリティアは発見次第潰すけど、単にバランス悪いカードはGPの結果を見て決める」なんで、出なかったのは不思議ではないが、これはエラッタ出して欲しかったカードである。
正直、これはアクエリで言う所の「ちょー銀河こんぴーた りせっとちゃん」や「魔切り」「アブソリューション」並にやっちまったカードだと思える。
もう1つは、「セールス」「星の歌」「学園二大お嬢様制」「るー」「おみやげ」の5種のコスト軽減エリアカードに出たエラッタ後の文言。

自分の手札または、このフィールドを対象に、登場を宣言されているキャラの使用代償のうち、コストを[雪]軽減する。

ってあるんだけど、これだと、手札のカードをプレイする時は常に、登場するフィールド関係なく、コストが軽減するように読めるんだよね。

アクエリの圧縮刹那式にも肯定論者が居たのと同様、Lyceeでも、エラッタ出る前に独自判断で規制する大会主催者に対して非難が飛んでたりしてたけど、常識もって頭使ってバグくらい見抜こうぜ。
正直、8/9付けエラッタは全体的の数が多すぎる。ちゃんとテストしたりチェックしたりしているのか疑いたくなる。

*1:プレイされたカードが即座にデッキへ戻る効果で、D0に例えるなら、デッキが「小さくて大きな力」3枚だけになっている状態を考えると良いだろう。1エネルギーでプラン→1エネルギーで「小さくて大きな力」プレイ→「小さくて大きな力」がデッキに戻る、の手順でエネルギーが無限に生まれる。後は、「前線のフェアリーリング」「生命の門」「冥界の門」でリリース状態のユニットを量産してエリアを埋め尽くせば勝てる。

*2:D0に例えるなら、スマッシュフェーズ中にユニットをリリースできる効果が無限に発生するようなコンボ。

*3:D0に例えるなら、後攻1ターン目に打たれると以下のような状況になる。お互いに手札が0枚、エネルギーゾーンにもカードが0枚。場にあるユニットは各自1体で互いに相手敵軍エリアまで進軍してるけど、「バランス」を打った側のユニットは「戦虎タイガーアイ」で、打たれた側のユニットは「グレン・リペッド」。