色々と試すのは良いことだけど 

ルール変更:後攻のみ1回のパリ行き

1本制導入に伴って、マリガン(初期手札が気に入らない場合に引き直し)が導入された。
MTGやアクエリと違って、何でもエネルギーにできるD0は事故の要素が少なく、別にマリガン無くても良いと個人的に思っている。が、1本制だと運の要素が強いと言う心理的抵抗をを取り除くには有効な変更であろう。
手札1枚あっても、先行がまだ有利だったと言うところか。とは言っても、複数本制なら埋まる程度の差だったと言うことで。

クレーターメーカー解禁

禁止カードじゃなくなる事は予想してたんだけど、制限カードになるのは予想外。
1枚制限って、それはそれで運の要素を無駄に増やすだけで嫌いないんだよな。
MTGのスタンに1枚制限があった時代にプレイしてた身としては、それが非常に身に染みてる。ま、クレーターメーカーはZuranOrbとかBalanceとかと比べたら効用低いけどな。

グランプリ決勝の運営について

http://d.hatena.ne.jp/nanakase/20060601
スイスラウンド6回+上位4人シングルエリミだと、参加者が256人を超えた場合、全勝でスイスラウンドを終えても、シングルエリミに進出できない人が出てくる可能性がある。ちなみに、店舗+ジャッジによる予選は構築船とブードラ合わせると300近く開催される。
実際には1-1の人も居るだろうから、300人近い参加者で全勝が5人を超えるってのは、滅多に発生しないとは思うけど、可能性は0ではない。
変更理由に

・前日予選及び本選のスケジュールを圧縮し、短時間で行なうことで、ご参加いただく選手の皆様の負担を軽減し、多くの皆様に楽しんでいただく環境を整える為。

とあるが、参加する選手の負担を減らすなら、スイスラウンドを1回減らし、その分、上位シングルエリミに抜ける人間の数を増やせば良かったのではないか?

日程にも工夫の余地がある。決勝が日曜日だと、社会人とか学生とか、翌日の朝までに地元へ帰らないとならないのが辛い。その為の大会時間短縮なのだろうけど、公平性とか、参加者の満足度とかを犠牲にして、1時間の短縮では効用低いね。
そもそも、本当に翌日の朝までに帰らないと成らない人間は、スイスラウンドで敗退した段階で帰る。スイスラウンド数を削らずシングルエリミの試合数を減らしても、恩恵を受ける人は少ないんじゃないかと。
それなら、ハッピーマンデーの週を選んで決勝を開催すれば問題が解決するんじゃないだろうか?