ユーザカンファレンス

括弧内は私による補足・解釈・意見など。

○商品展開について
・2006年の商品発売スケジュールは、大きなエキスパンションを2つと、小型のエキスパンション2つを交互に出し、プレリリースパックを含めると2ヶ月間隔になるようにする。理由については、年2回だとユーザにとってもショップにとっても間が開き過ぎるからとの説明があった。主にショップだと間に商品がないと売り場が無くなってしまうので、一定間隔で新商品を出す。

○イベント関係
・CCに行ける大会の形式が尖り過ぎているので、基本に帰る(最強ジャッジ戦・公認サークル対抗戦・レディーストーナメント・アベックトーナメントなど、出場するのに条件があるものが批判されたと言うことだろうか?)。
ブロックトーナメントは、地区代表がそのままCCに出る。地域チャンピオンみたいな位置付け。
・地方のフォローを重視する。公式大会を開いてモチベーションを維持し、ユーザの意見も拾う(2回のSaga3コロシアムとBTで、今年は3回、各地で大会がある)。
・池袋のゲマ屋本店が無くなる。理由はビルの取り壊しで今の場所を出なければならず、移転先が見つからない為。これに伴い、池袋サンシャンシティでのイベント開催は減るとの事。代わりに、秋葉原デジタルハリウッドと提携して秋葉原で大会を開く。秋葉原デュエルスペースを持つショップが幾つもあり、それらとも連携し、毎月イベントを開いていって、秋葉原を関東におけるTCGのメッカにしたい。

○その他
TCGは作る側も遊ぶ側も難しい。「アクエリを7年も続けてこれた中井まれかつ氏は、天才とは言えなくても、秀才+αぐらいではある」(12月の意見交換会で「中井まれかつ氏は高等数学ができない云々」って発言があったと言う話が流れていて、木谷会長が中井氏を低く評価してる発言があったと考えられいた。本当に評価が低いなら手を切っているのだろうから、それを訂正したいのだと推測される。D0関連で中村聡氏を持ち上げ過ぎだったんじゃないかと)

・D0は、TCG業界の幹になるものを作りたくて仕掛けた。TCGショップの中には、次の商材がみつからず、フィギュア等の多角経営に手を出そうとしていた店もあったが、D0が成功したことで、そう言う店をTCGに引き止めることができた。
D0で新規にブロッコリーと取引をするようになった店が30店舗ほど増えた。これらの店にアクエリも扱ってもらえるように働きかける。

・全国にTCGを遊べる場を作っていきたい。関東圏で充分に人口のある神奈川県で、アクエリ・D0の予選を開いている店が1店舗しかない。横浜にゲマ屋の新店舗を作り、そこにデュエルスペースを併設したい。

○質疑応答で上がった内容(抜粋)
・コレクター視線で見るち、エキストラパックなどで出るカードが多いと言う文句が出た。Saga3はプロモやエキストラパックなどを絞っていくと言う解答が示された。
・「カードの内容がわかるような本が欲しい」という要望が出たが、過去に出たイラスト集の話を例に挙げ、商業出版の中では難しいとの解答が示された。

今年のスケジュールに対する私見

この項目は、私の見解である。
○プレリリースパック
2月の「恋人たちの協奏曲」プレリリースパックがすぐに使用可能となる、という話に私は少なからず驚いた。今までプレリリースパックと言うのは本製品が出るまで使えなかったからだ。それに、2月10日というとGP2006予選期間の真っ最中である。
考えてみると、このタイミングで環境が変わると言うのは悪くない話である。
地元のプレーヤーからは「環境がほぼ固まってしまったので、次エキスパンションが出る4月までアクエリはやる事が無い」と言う苦情が上がっているし、長野のプレーヤーの間には「魔術師が出てもスタンは変えるところが無くて面白くない。Saga3も出た当初は面白かったが、1ヶ月くらいでやり尽くしてしまって面白くない」という空気が流れていた。
だから、環境を変えるために新カードが投入されると言う話を、自分は歓迎したい。
だが、18枚で環境を変えれるか疑問だし、逆に18枚で環境を変えちゃう程に強いカードが出る事に対して警戒感がある。1色あたり3枚だから、並みのカードパワーでは環境は変えられないように思う。それでも環境を変えちゃうとなると相当のカードパワーがあると言うことになるが、壊れたカードが出るのは後々で困る。
金銭的な負担に関しては、18パック=9000円分を買えばよいんだから、許容範囲だと思う。今の環境がスタンもSaga3も停滞気味であるから、の話だけど。もちろん、環境に十分なカードがあって遊べる状況で、こんな追加負担は受け入れられない(例えばサジタリウスの時に出たのえるパックとか)。
しかし、今回のプレリリースパックが使用可能になるのなら、もう少し早く発表が欲しかった。そうすれば、GP2006予選の日程を発売後に入れたのに。大会の場=トレードの場であるからトレード材料のある時期の方が参加者も多くなるし、新しい環境の方が参加者にも喜ばれる。

○地方レベル・店舗レベルのイベント
1月〜3月はGP2006予選とSaga3コロシアムがある。
4月〜6月はBTの予選と地区決勝がある。
10月〜11月に、Saga3コロシアムがある。
そうすると、「恋人たちの協奏曲」が発売された後の7〜9月の期間に空白ができる。

1月〜3月のSaga3コロシアムへの動員次第だろうけど、10月〜11月のSaga3コロシアムに対するトライアルって事で、Bye1が与えられる店舗大会でも開いてくれれば良いと思った。
多分、KoKが入るんだろうけど。

お願い

池袋には1日停めて2000円の駐車場を見つけてありますが、秋葉原にはその手の定量制の駐車場を見つけていません。誰か存在を知っていたら紹介してください。