GP1の予選形式に関して。

オフィシャルサイトで発表があった。
参加人数によってスイスラウンドを行う回数を規定してるのは良いと思う。
だが、50分で1試合2本制ってのはどうかと思った。都合3対戦行う2本先取ではなく、2対戦しか行わない制度だ。
1回のマッチを複数の対戦で勝敗を決するメリットは、事故とか引きとか運の要素を軽減する事にある。例えばアクエリとかは1本勝負だが、それだと「運ゲー要素が強い」と批判ある。アクエリは特に運ゲー批判が強い。本格志向を示したD0に複数本先取を期待してきただけに、これはがっかりだ。
2本制でこの配点では、実質的に1本勝負を同じ相手と2連続でやるのと同じである。
また、50分2本なので時間切れ引き分けは発生しにくくなっているものの、2本先取と比べて「遅延する事にメリットがある状況」が増えてしまっている。
2本先取だと、1本目を取ったプレーヤーのみ2本目を遅延するメリットがある。ただし、3本目を行うのに充分な時間があるなら、遅延するメリットは薄い。もしくは、1-1で迎えた3本目で負けそうなプレーヤーも遅延するメリットがある。
2本制だと、1本目の勝敗に関係なく2本目を落としそうなプレーヤーに遅延によるメリットが発生する。
いわば、1本勝負の運ゲー要素が強いデメリットと、複数本勝負の試合時間が長くなるデメリットの2つをかけあわせた試合形式だと言える。
Lyceeも最初は2本先取だったので期待していたが、すぐに1本勝負になって幻滅した。