キャラショー2005で遭遇した電波ちゃん

対戦前にお互いのデッキをシャッフルしていると、相手からシャッフルの仕方にクレームがついた。「そう言うカットのされ方をするとSPが固まる。(ヒンズーシャッフルの仕方を見せて)こういう風にカットして欲しい」
自分がやっていたシャッフル方法は、何個かの山を作り、そこにデッキの上から1枚ずつ順番にカードを置いて行くショットガンシャッフル(N山切り)だった。このやり方は

  • 相手のデッキ枚数を確認できる。
  • カードにマークドが無いか確認できる。
  • 大概の積み込みを崩せる。場合によってはリバースシャッフルとして機能する。

などのメリットを狙って行っている。あくまで相手のイカサマに対する防御でしかない。これに対して反発するって事は、上記の何かをされては困る=イカサマをしていると言う認識になる。

自分がやっているシャッフルは、その過程で相手のデッキに曲がってマークド状態になったSPがあった場合にSPを別の場所に集めれば、相手が主張する通りSPが固まる。が、ジャッジがいる大会なので、マークド状態のカードがあればジャッジに申告すれば良いだけの話と考えていた。ゆえに、SPのカードを横に分けるような動作は行っておらず、ただ規則的にシャッフルを続けていた。だから「SPが固まる」ような事はない。

自分:「どうして、そうなる(=SPが固まる)のか?」
相手:「経験上、そうなります」
自分:「SPが反ってマークドだから、それを分けられるって事ですか?」
相手:「いや違います」
正確な言いまわしは違うし、他にもいろいろとやり取りがあったのですが、だいたい上記の感じの問答となり、埒があかないのでジャッジを呼ぶ。双方の主張を聞いた後、ジャッジがシャッフルすることで決着した。
例えばCC出場権が掛かった大会だったら、相手にイカサマの疑惑がある事を追求し、注意なり失格なりを勝ち取っただろうけど、そこまでする必要がない状況でしたので、ジャッジの決着を受け入れました。ヌルい決着ではありますが、問答しながらシャッフルを7割方終えていましたから、自分としては問題は無いと、その時点では考えました。

ちなみに、対戦中に確認した範囲では、相手のデッキにはSPが入っていた様子はありませんでした。相手のデッキは雪宙でセリオと芽衣子さんが入っていて、イベントが多めでした。積み込んでいるとしたら、「雪と宙」まはた「キャラとイベント」が均等に来るように積んであったか、セリオと芽衣子さんが一緒に来るように重ねてあったか、だと推測されます。