『ラゴンマガジン』カードレビュー

宇宙 守/脇キャラ

技属性は《弟》《超能力》でしたね。
前のエントリで《弟》《蒸気》と言う推測を立てましたが、外れましたね。
超能力と霊能力を同じ技属性にしてしまうと、将来的に『攻殻機動隊』みたいなサイバーパンク物で超能力と霊能力が別系統の法則として位置づけられている作品が参戦した時に困ると言う事でしょう。

深夏&真冬/椎名姉妹

このイラスト、鍵の右腕を掴んでいる真冬ちゃんの左手の指が異次元ようのに見える。
このカードのイラストは、1巻の挿絵に使われている深夏・真冬ちゃん・知弦さんの3人で鍵を押し倒してるイラストから、深夏と真冬ちゃんの部分だけトリミングして使っている。
実際は、真冬ちゃんの左に知弦さんが居て、鍵の右腕を掴んでいる。この指は、真冬ちゃんではなくて知弦さんである。
わざわざ知弦さんを切り落として椎名姉妹としてこのイラストを使うよりは、トリミングせずに、このサービスシーンを活かしたカードをデザインした方が嬉しかったと俺は思うのだけど、解釈の違いなのかね?

杉崎 鍵/優良枠

技名【覚えておけ。杉崎鍵。我は、「残響死滅(エコー・オブ・デス)」。お前の……兄だ】は鍵ではなくて残響死滅兄さんの台詞なんだけど。
確かに、このカードのイラストは、技名の台詞の時の絵ですが・・・
称号の<優良枠>に相応しい台詞を技名にして欲しかったですね。美少女ハーレムな生徒会に、鍵が優良枠で潜り込めたのは、もともと頭が良かったからではなくて努力の結果だと言う設定です。これは、『生徒会の一存』に対する感情移入度を高める大事な設定だと思うのですが、解釈の違いなのかね?
あ、このカードは技名に“兄”を含みますから、G'sの「可憐/KAREN」や「凛鈴/メカニックな趣味を持つ電脳系の女の子」の技効果の条件を満たしますね。

くりむ&知弦/生徒会の百合

くりむと知弦さんの間で百合描写は無かったかと記憶してるけど、解釈の違いなのかね?
深夏と真冬ちゃんの間だと百合ネタは有る。1巻「放送する生徒会」とか、3巻「取材される生徒会」とか。

椎名 深夏/ツン100%メイド

イラストは外伝2巻『生徒会の月末』の表紙を飾った、メイド服を着た深夏。
技名の【あ、あーあ、動きづれぇなぁ。……ふふっ】は、6巻の『夢見る生徒会』で「RPG的世界観の鍵の夢の中の話」と言う外伝的ストーリーの中で、魔法使い系の職業が装備した時にボーナス効果のある「プリティドレス」を、敢えて格闘家の深夏が装備した時の台詞。(乙女趣味が発動して、ゴネて真冬から取り上げた。)
技名の【………べ、別に、フリフリした可愛いやつなんて、着たくなんか……】は、4巻の『予想する生徒会』で、将来になりたいものって議題で「お嫁さんになりたい」と乙女趣味が発動した際、鍵から「ウエディングドレスを着たいのか?」と畳み込まれた時に深夏が返した台詞。*1
俺の認識だと、深夏ってキャラは若干百合気味な熱血キャラなんだけど、時々、乙女趣味が発動する。
別にツンデレでは無いと思うんだけど、解釈の違いなのかね?
参戦作品に『迷い猫オーバーラン』が含まれていることを考えると、{称号に“ツン”が含まれている〜〜〜}的なカードが登場する伏線なのかも。

藤堂エリスちゃんとか林檎とか飛鳥とか

残響死滅兄さんはカード化されてるのに、コレより登場回数の多い藤堂エリスちゃんとか林檎とか飛鳥とかのサブヒロインがカード化されていなかったのは個人的に納得できないのだけど、解釈の違いなのかね?
また、宇宙姉弟とか中目黒とかのカードも少ないね。

  • -

SEGAでカードプールが広かった『サクラ大戦』で《花》型と《蒸気》型と2パターンが組めるようにデザインされていた。同じように『生徒会の一存』もカードプールが広いから、複数のデッキ型が組めるようにデザインされると推測していた。
作品的に考えると、生徒会メンバーメインのデッキ型と、鍵と深夏に宇宙姉弟とか中目黒とかが加わった二年B組メンバーメインのデッキ型と、鍵と義妹の林檎や幼馴染の飛鳥と言う鍵の過去に関わるキャラメインのデッキ型の3つぐらい作れるだろう。

  • -

二年B組メンバーでデッキ型をデザインするとしたら、宇宙巡が鍵に一方的な好意を寄せているけど鍵からは怖がられていて通じていないとか、宇宙守が深夏に一方的な好意を寄せているけど深夏からは全く無視されているようなシチュエーションがパートナーシステムでは上手く表現できないから、難しいのかもしれないが。
似たような状況は『亡き少女の為のパヴァーヌ』でも一緒だが、無視してパートナー組まれているけどね。

        • -

*1:椎名 深夏/純情少女の技名【お……お嫁さんに……。………。……うぁ】も、この4巻の『予想する生徒会』の時のもの