続・2010年参戦タイトル予想論

今更だけど、ライブがある2/6は土曜日だったんだね。
てっきり日曜日で、自分が主催する大会と被って行けないのだと思っていた。
まぁ、その日は休日出勤の可能性が高いので、チケット取らなくて正解だったんだけどね。

前回の記事はこちら。
http://d.hatena.ne.jp/Nakaji_c/20100112#p2

咲-Saki-』と『はなまる幼稚園

同じヤングガンガン掲載作品なんで、むしろ、今後のVスパーク参戦作品になるかもしれないね。
Vスパークは1エキスパンション3作品だから、もう1作品は月刊少年ガンガンから『ながされて藍蘭島』を持ってきて欲しいな。
まぁ、コミックブレイドとガンガンが並立するのは、それはそれで面白いんだけどね。

けいおんTCG

けいおん!』を挙げて見たけど、別のTCGが出るみたいですね。
「プレシャスメモリーズ」
http://www.p-memories.com/pc/
正直言って売り逃げTCGだろうコレ。買わないほうが良い。
WSファンだから、やっかみで言っている訳ではない。
アニメファンなら『京アニ作品なら安心して見れる』とか、過去の実績から新作を判断することがあるだろうけど、それと同じ分析をTCG業界で行った結果、導き出されるのが上記の結論。

TCGサポート業務は「エンスカイ」って会社が担当するんだろうけど、ここって元アマダなんだよね。
アマダって言うと有名なTCG売り逃げメーカー。「おジャ魔女どれみ」や「東京ミュウミュウ」何かをTCGにしていて、買っちゃった人が苦労してる事を俺は知っている。
ロクにサポートされず、大会もほとんど開かれずに、それどころか対戦相手も満足に見つけられず遊ぶのにも苦労するだろう。

今はティザーサイトだけど、発売日などが正式に発表された段階で、向こう1年分ぐらいの大会とエキスパンション発売の予定が出ないと、やっぱり売り逃げだと判断して良いだろう。

初音ミク(VOCALOID系)

面白い仮説を聞いたので、紹介と考察を。

ニコニコ動画には御三家という3つの人気カテゴリがある。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E4%B8%89%E5%A4%A7%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%AB東方Project
アイドルマスター
VOCALOID
である。

ブシロードニコニコ動画で大量にCMを打っている。ニコニコ動画で人気あるタイトルを逃すはずは無い。
そして、版権が降りた場合「ブシロードニコニコ動画の御三家を別々のTCGに参戦させる方針」とする仮説がある。
既にWSにはアイマスが参戦していて、ChaosTCGには東方が参戦しているから、確かに仮説通りである。
そうなると、初音ミクの版権が降りた場合、ブシロードはWSではなく、別のTCGに参戦させる事になる。
有力候補としては、今年3月に大規模な初心者講習会が予定されている『ヴィクトリースパークTCG』となる。
SEGAのエキスパンションに『初音ミクProjectDIVA』として参戦させるのは実現性が高そう。

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だが、VOCALOID系をTCG化する上での障害として、キャラ数が少な過ぎると言う物がある。
例えばChaosTCGなら「同じ名前のキャラはデッキに4枚まで、自分の場には1枚しか出ない」と言う制約があるのでVOCALOID系参戦には無理がある。
WSは同じ名前のカードはデッキに4枚までだが場には複数出せるし、同じキャラクターを形容を変えて何枚でもカード化できるのでキャラが少ない版権でも問題は無い。
Vスパークだと、同じカードが複数場に出せるし、カード名=キャラの名前だが『称号』と言う副カード名みたいなものがあって『称号』違いならそれぞれ4枚デッキに入れる事ができる。
が、Vスパークには『パートナーシステム』と言う固有のルールから来る問題が存在する。
Vスパークとルールがコンパチのサンマガでは「主人公とヒロイン」とか「ボクサーとセコンド」とかそう言う関係性があるキャラ同士を結びつけて原作再現性を高める方向に上手く機能した。
これがVスパークとなると、かえって原作再現性を損ねる制約となってしまった。
ハーレム型の萌え系コンテンツだと、プレーヤーキャラに対してパートナーの対象となるヒロインが12人も19人もいるから、これがゲームバランスに悪影響を及ぼす。
話をVOCALOID系に戻すと、初音ミクをVスパークのカードにしたとするなら、カード名は初音ミクになって、称号は曲名になるだろう。
初音ミク/恋スルVoc@loid」
初音ミク/ブラック★ロックシューター
こんな感じだ。
これにパートナーを設定するとしたら、誰が相応しいか?
そんなのは決まっている。
それぞれの曲を作成したプロデューサだ。
だから「初音ミク/恋スルVoc@loid」のパートナーは「OSTER project/ふわふわシナモン」であるべきだろう。
ってココまで考察して我に帰る。
プロデューサのカード化って誰得にも程がある。

【結論】
VOCALOID系のVスパーク参戦は無理。

最終予想

2/6に発表されるのは5タイトルって事なので、希望的観測を全て捨てて、絞ってみた。

■ヴァイスサイド
とある科学の超電磁砲

■シュヴァルツサイド
新世紀エヴァンゲリオン
鋼の錬金術師
○アイドルマスター2nd
ブレイブルー

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ヴァイスサイドは既に「D.C.P.C.」と「Angel Beats!」の参戦が発表されている。
これで合計7タイトルでヴァイスサイドが1つ未発表で残っている。
去年もライブまでに7タイトル発表、夏コミで最後の1タイトルを発表したから、それと同じ動きをするのだろう。

解説

最終予想は手堅いタイトルでまとめてみたのだけど、誰得参戦枠だけは読めなくて困った。*1
コンテンツホルダー側が宣伝の為にTCG化を希望してるであろうタイトルって事で、苦し紛れに、先にアクエリ参戦が発表された『ブレイブルー』を挙げてみた。
ほら、アクエリの参戦タイトルって『クィーンズブレイド』もブシロード社製TCGと被ったじゃないですか?
ブシロードがやたらとTVやネットで広告打っているから、萌え系コンテンツのホルダーからはTCG業界全体が活気あるように映る訳です。TCG化すればTCGのパブリッシャーが広告を打ってくれるので、自社コンテンツの広告にもなる、と考えます。
そう考えたコンテンツホルダーは大抵ブシロードTCG化を打診するのですが、一部の頭の回るコンテンツホルダーは「TCG化するならブシロードに限らなくて良い」と考えるでしょう。
これが、昨今ブロッコリーブシロードTCGで参戦するタイトルが被る理由だと、俺個人が勝手に推測しています。

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*1:一般的に「ユーザの中の誰が得する(喜ぶ)の?」と言われる参戦タイトルの事。前の記事に書いた通り、個人的に誰得参戦はコンテンツホルダーにもパブリッシャーにもユーザにもメリットはあるので、悪く無いと思っている