続・飛鳴対策論

圧縮ジャンヌ対策論に続いて、トーナメントレベルの話。
前回の飛鳴対策論は、どんなデッキでも比較的採用可能な対策を提示したので、今回は、トーナメントレベルでガンメタする方法を提示する。

ぶっちゃけ《ホーリーライト》が鉄板。
まず、早いターンの《飛》《鳴》ブレイクを妨害できる可能性が高い。2ターン目にプレイしようと軽ブレイクをプレイした後に《飛》をプレイされた場合、軽ブレイクの方はシールドが無くてパワーが0である。そこに《ホーリーライト》を打ち込めば、ファクター不足でフィズらせる事が可能だ。
第2の使い方として、《鳴》ブレイクにレスポンスして素体にダメージを入れると言うものがある。《鳴》のアビリティがX=2で大打撃を受ける所を、レスポンスで《ホーリーライト》を打ち込めば、X=1としてアビリティが処理され、相手の狙い通りにはならない。
第3の使い方としては、《飛》エフェクトへのカウンターだ。《鳴》もだけど、《飛》は4コスト支払うとパワーが0になる。そこに《ホーリーライト》を打ち込めば、《飛》を除去できて、かつエフェクトの機動を停止できる。

ホーリーライト》採用の問題は、飛鳴デッキもミラーを意識して《ホーリーライト》を積んでいるパターンが多い事。フィニッシャーとして《シルマリル》を採用する場合、WIZ-DOMから素体を入れやすいので、ダークロアのキャラクターをシールド持ちな鬼分類で固める構築が可能になる。

ついでに、《シルマリル》採用型の飛鳴が多いので、《シルマリル》対策について話をする。
ミラーに話が限定されるが《ミッドナイトランデブー》でパワーカードを剥がして、横取りブレイクするのが手っ取り早い。
《ミッドナイトランデブー》はエラッタでパワーカードが対象となっている。《シルマリル》のアビリティの効果を受けない。よって、パワーカードを剥がす事が可能だ。
ちなみに、これが《魔弾タスラム》《ポイズン・クラウド》であったら、対象がキャラクターなので《シルマリル》のアビリティの効果を受け、パワーカードを剥がせない。