スクランブル話、再び

実は、重大な勘違いをしてました。
スクランブル》をSagaIからの再録だと思っていました。
前回の日記で「ルール的な問題が話題に上がった記憶が無い」って書いたけど、存在しないんだから当然の話。だから、問題が無い証明にならない。
SagaI時代にあった《チャーム》《シークエンス・イレイズ》は「アタック宣言またはガード宣言が行われている場合は、このカードは効果を発揮しない。」*1と言う文言がある為、1回のレスポンス中にアタックとガードは1回ずつしか行われない為、問題が回避されている。

また、ルールサマリーの以下の項目は、プロジェクト/ファスト/エフェクトの効果によらずアタック宣言/ガード宣言を行う場合に適用されると考える。《スクランブル》のような「アタック宣言/ガード宣言させるカード」の解決には適用されないと思われる。
  3-1.アタック宣言することのできるタイミング
  4-1.ガード宣言することのできるタイミング
スクランブル》のような「アタック宣言/ガード宣言させるカード」の解決には適用させるのであれば、「アタック宣言/ガード宣言することはできません。」と言う言い回しではなく、「アタック宣言/ガード宣言は無効化される」と言うニュアンスの言い回しでないとならない。
支配キャラクターでのアタック宣言/ガード宣言はプレーヤーが、能動的に、任意に、宣言できる。
前者だと、任意に行える宣言に対する制限にしかならない。《スクランブル》の使用はファストが使用できるタイミングなら使用可能で、何ら制限されない。《スクランブル》を解決した結果、アタック宣言/ガード宣言は『する』ではなく『させる』。プレーヤーは受動的に、強制的に、宣言を行う事になる。
後者なら、結果として行われたアタック宣言/ガード宣言に対しても制約をかけることが可能となる。

*1:実は、この文言でも問題があり、ガード宣言させる効果ついて「アタック宣言が行われているので効果を発揮しない」との解釈も可能。