賞金総額

2007年度の賞金総額は2350万

17.5%の増額。
想像していたより上げ幅が少ない。
ユーザの増加に比して売上が上がっていない、と言う事だろうか?
レアリティの設定が、ユーザの購買意欲をそそらないのが問題なんだと思う。レアに中堅どころのカード、つまり、その色を選択したデッキで採用している人と採用しない人が半々ぐらいの割合に設定されているカードが少ないのが原因。『勝利への計略』や『激戦をもたらす者』は、その傾向が顕著。4枚程のトップレアを除いたら、殆ど使わない。パックを買わずシングルで揃えようって傾向が強くなり、パックは売れなくなる。

2デッキ制

2デッキ制だと運ゲーの度合いが高くなる、って件の証明は、確かみらこーさんがblogか何かに書いていた。

1本1本のゲームに内包する運の要素を、スイスドロー+上位のシングルエリミという大会形式で緩和してる。そう言う方向で考えると、2デッキ制に不評が存在するなら、改める必要はあるのかも知れない。
1本1本の勝敗は運が左右するけど、大会で優勝するのは安定して実力を発揮できる人、で良いかと。
麻雀も、1局1局で見るとその時の運で勝敗が左右されるけど、プロがプロ試験に合格するのも、リーグの階級が上がるのも、タイトル戦を取るのも、運営形式で運の要素を緩和し、安定して発揮される実力の結果だ。それと一緒かと。

2デッキ制で運の要素が高まるのは、2つデッキを作り上げた後、AデッキとBデッキのどっちに割り振るかの選択が完全に自由だから。どっちにするかの決定は、心理的要素ぐらいから指針が無いから、完全に運である。
デッキを組みあげた段階でAかBかが自動的に求まるようなルールを作ると運の要素が減じる。AにはXXXと言うコンセプトのデッキが多くなり、BにはYYYと言うコンセプトのデッキが多くなる状況になれば、メタゲームも活発になる。
このルールは、デッキに一番多く採用されいてる色で決めても良いし、「Aデッキは通常の構築・Bデッキはセカンドセンチュリー構築」でも良い。