チャージとドローの比較−ブレイクが持つスキルとして、どちらが優秀か?

チャージによってカードを1枚得るのはパワーカードフェーズ。ドローによってカードを得るのはドローフェーズ。
パワーカードフェーズにキャラクターを支配した場合に先に来るのはドローフェーズなのに対し、ブレイクした場合、先に来るのはパワーカードフェーズ。
つまり、ブレイクしてからスキルによってアドバンテージを得るのは、チャージの方が早いのである。
図式化すると以下のようになる。

  チャージ ドロー
自分メインフェーズ ブレイク ブレイク
自分パワーカードフェーズ パワーカード1枚獲得
相手ターン (獲得したパワーカードを使うことも出来る)
次の自分ドローフェーズ 手札1枚獲得
次の自分メインフェーズ (獲得したパワーカードを使うことも出来る) (ドローした手札を使うことも出来る)
次の自分パワーカードフェーズ パワーカード1枚(2枚目)獲得 (ドローした手札をパワーカードに)

付け加えるなら、パワーカードフェーズに行うことはキャラクターの支配である。キャラクターに支配によってさらにチャージやドローのスキルを得る事が出来る。メインフェーズにブレイクしてチャージを得るなら、そのターンのパワーカードフェーズに、支配キャラクターを増やすためにチャージを使える。ドローの場合、カードを得るのはドローフェーズだから、支配キャラクターを増やすのに利用できるのは次のターンのパワーカードフェーズになってしまう。その代わり、キャラを引いたら場にセットできるし、そのままパワーカードに回す事も出来るのだが。
つまり、チャージの方はすぐ後のパワーカードフェーズで支配できるキャラクターの枚数が増えるので以降のターンに使えるリソースが増加する速度が速いのに対し、ドローでは次のターンまで待たねばならず、その分、リソースが増加する速度が遅いのだ。

なお、「新入生」「虹天使”アイリス”」を比較してみれば分かるが、『蛇使いの杖』までの開発陣は、ブレイクが持つスキルとして「チャージ>ドロー」という認識をもっていたことが伺える。持っているスキル以外は同じ性能でありながら、ドロー+1の方は非ネーム、チャージ1のほうはネームレベルにしてある。ネームであるということは、序盤に何枚もブレイクすることが出来ないという意味でデメリットである。

結論1

「1F0Cチャージ1」のブレイクと「1F0Cドロー+1」のブレイクでは、「1F0Cチャージ1」の方が強い(ゲームの展開速度に対する影響は「1F0Cチャージ1」の方が大きい)。

結論2

「2F2Cチャージ2」と言うブレイクは、それだけで強い。→ラプンツェルって何で分類3つ持っている上に使えるエフェクトが2つもついてるの?