意味不明なQ&A達について その2

ちょっと長くなるけど、今日、ブロッコリーに送ったメールをアップしておく。

ルールに関して3点の疑問点がありますので、整合性の取れた対応をお願いします。

(1)QA-823 及び QA-1755に関連して
《プチ・キャラット》や《リトルウィッチ“ミナ・アグリッパ”》の「あなた
以外のプレイヤーの使用したカード・エフェクトの効果によって場から除去
される場合」の以下に続くアビリティが効果を発揮する条件が「対戦相手が宣言
したカードの効果によって場から除去される場合」という事になりましたが、
以下の場合はどうなるでしょうか? 
いずれの例も、カード自体の(使用)宣言はしていると思うのですが、効果の
方は宣言しているといえるか怪しく感じられ、判断をつけられません。
・《ファイア・ウォール》が使用されている場合
・《特捜刑事“氷上 純”》がエフェクトを使用した後でアタック宣言を行い
 これに対してガードした場合、または、その逆
・《ライトニング・キック》の目標となったキャラクターがアタック宣言を行い
 これに対してガードした場合
・《プチ・キャラット》をセットしたキャラクターを相手にブレイクされた場合
・《パワー》や《フレイムマスター“五十嵐 いぶき”》をブレイクしたターン

『宣言』とか『効果』とかの用語が明確に定義されておらず、あいまいなまま、
QA内であいまいに使われているので、判断が付かない原因だと考えます。

《フレイムマスター“五十嵐 いぶき”》のアビリティも《ファイア・ウォール》
《ライトニング・キック》の効果も《特捜刑事“氷上 純”》のエフェクトも
同じような内容だと認識しており、宣言の有無だけ見て、《プチ・キャラット
や《リトルウィッチ“ミナ・アグリッパ”》のアビリティが効果を発揮するか
否かが差が出るのは不整合に感じます。
また『エフェクトの効果を受けない』をキャラクターは《特捜刑事“氷上 純”》
のエフェクトでダメージを受ける事は無く、『プロジェクトの効果を受けない』
キャラクターは《ライトニング・キック》の効果でダメージを受けないと考えて
いるのですが、《プチ・キャラット》や《リトルウィッチ“ミナ・アグリッパ”》
のアビリティが効果を発揮しないとなると、この辺りと不整合が生じると思います。


(2)支払ったコストが捨て札置き場以外に置かれる場合の処理について

QA-943を見ると、『ブレイクカードをセットする場合、そのコストとして支払った
パワーカードは捨て札置き場には置かず、オーナーの手札に戻る』という効果は、
ブレイクの宣言時に効果を発揮するので、ブレイクが実行された時には
既にコストとして支払ったパワーカードは捨て札置き場にはありません。
そして、QA-942を見ると、『場に出たとき、このカードのコストとして支払った
カードを、パワーカードとしてセットする』というアビリティをもつブレイクが
実行された時にコストとして支払ったパワーカードが捨て札置き場にない場合は、
捨て札置き場からパワーカードはセットされずに、そのまま場に出ます。
これに対し、『ブレイクカードをセットする場合、そのコストとして支払った
パワーカードは捨て札置き場には置かず、オーナーの手札に戻る』という
効果を持つカードと、『場に出たとき、このカードのコストとして支払った
カードを、パワーカードとしてセットする』というアビリティを持つ
ブレイクの両方を同時に扱うQAでは、結果が異なるQAが存在します。
・支払ったコストをパワーカードをセットするQA
  QA-968
  QA-2323
・支払ったコストは手札に戻るQA
  QA-975

また、別々の場所へ移動させる複数の効果が解決される場合について、
幾つかのQAを調べました所、結果の異なるQAが存在しました。
まとめると以下になります。
・矛盾があると明記され、優先順位に従った解決がなされているもの
  QA-948
  QA-1766
  QA-2182
  QA-2298
  QA-2559
  QA-2560
  QA-2577
・矛盾があると明記されないものの、優先順位に従った解決がなされているもの
  QA-968
  QA-1736
  QA-2323
  QA-2363
・矛盾があると明記されず、優先順位と反した解決がなされているもの
  QA-975
・矛盾があると明記されず、優先順位で解決しようにもカード種類も
 ファクターもコストも一緒で解決できないので、
 矛盾がないかように一方的な解決がなされているもの
  QA-2182

自分が調べた以外にも、該当するものがあると思いますので、
全部を調べて統一して欲しいです。

あと、QA-942に関しましては、支払ったコストが他の効果で捨て札置き場以外へ
行ったら追かけないように読み取りましたが、QA-2173及びQA-2625では、
支払ったコストがスキル(インフィニティ)の効果で捨て札置き場ではなく
手札へ行った場合は、それを追かけているように思えます。
この辺りも整合性がとれていないように感じます。


(3)パワーカードのセットを禁止する効果と、セットさせる効果
『目標のキャラクターひとりにパワーカードをセットすることはできない』
という効果と『(パワーカードを)このキャラクターにパワーカードとして
セットする』という効果が重なった場合について、幾つかのQAを調べました所、
結果の異なるQAが存在しました。まとめると以下になります。
・矛盾があると明記され、優先順位に従った解決がなされているもの
  QA-198
  QA-293
  QA-407
  QA-487
  QA-926
  QA-976
  QA-977
  QA-1640
  QA-1641
  QA-2025
  QA-2081
  QA-2084
  QA-2322
・矛盾があると明記されず、優先順位で解決しようにもカード種類も
 ファクターもコストも一緒で解決できないので、
 矛盾がないかように一方的な解決がなされているもの
  QA-2593(セットできない)
・矛盾があると明記されず、優先順位で解決できる例と、カード種類も
 ファクターもコストも一緒で優先順位で解決できない例が混在していて、
 矛盾がないかように一方的な解決がなされているもの
  QA-2264(セットされる)
  QA-2265(セットできない)
  QA-2537(セットできない)
  QA-2538(セットできない)

優先順位で解決できない例に関しまして、解決に統一性がないのは
さすがに困ります。
自分が調べた以外にも、該当するものがあると思いますので、
全部を調べて統一して欲しいです。

QA-2264は、QAが出た当時は《女伯爵“エルジェベート・バートリ”》しかなくて
後に《黒衣の女伯爵“エルジェベート・バートリ”》が出たのに訂正されてません。
ですので、QA-2264を援用すると、《タイムツイスター“千頭 さとり”》に対して
《黒衣の女伯爵“エルジェベート・バートリ”》のエフェクトを使用する場合のみ、
他のQAでは矛盾があるとして優先順位にしたがって解決している問題に対して
逆の結論を導く結果となります。
この点も考慮に入れた解決をお願いします。

矛盾が起きた場合は優先順位で解決する。順位はカード種類→ファクター→コストの順で見ていく。が、カード種類もファクターもコストも同じ場合の処理方法って書いていない。
そう言う例は、イビルアイvsミッドナイト・ドレインとか、エルジェ2段vs一色真純2段とかで発生している。その時は、矛盾があると言う言及がなされずに解決が書かれている。これも、ルールに整合性が取れない原因なのではないだろうか?